新潟県・燕三条と言えば、金属加工が盛んな職人の町。
優れた加工技術はアウトドアギアなど、“長く使えて緻密”なモノの生産に活かされており、国内だけに留まらず、国外にも“MADE IN JAPAN”の技術力の高さが評価されている。
そんな金属加工の町が生んだ、釣具・アウトドアメーカーが「ベルモント」。
今回紹介するのは、ベルモントが持つ金属加工のノウハウを存分に注ぎ込まれ、話題となった超緻密なプライヤー。
ベルモントについて
ベルモントは、燕三条の金属加工技術を活かしたモノづくりを行っているメーカー。
困難と言われている、チタンの加工を得意とするほどの技術力をもっており、他のメーカーと一線を画す高品質な金属製アイテムが支持されている。
ソリッドSUSプライヤー【ベルモント】

出典:ベルモント
2023年のフィッシングショーにてプロトが、2024年には工場を替えブラッシュアップされた完成品がお披露目され、注目を浴びたアイテム。それが「ソリッドSUSプライヤー」。
主とするのはスプリットリングの開閉。となると重要になってくるのが“プライヤーの先端部”なのだが、この部分が多くのアングラーの心を鷲掴みに。一般アングラーのみならず、プロのアングラーも手に取って、絶賛したという。
最強に緻密な先端部
「ソリッドSUSプライヤー」には、対応スプリットサイズ#2~5の万能タイプと、#5~10に対応し、GTを視野に入れたビッグキャスティングゲームに対応するGTモデルの2種類がラインナップされている。

▲画像下:万能モデル、画像上GTモデル
その2種類とも、とにかく先端部が精巧に作られている。
画像を見て頂ければわかるように、1mmにも満たないスキマでピッタリと嚙み合っている。
この緻密さのおかげで、小さい力でも滑るようにスプリットリングを開くことができて非常に快適。特にビッグキャスティングゲームを楽しむアングラーには、必須級のアイテムになるんじゃ……?と思ってみたり。
支点となる中央リング

▲中央リングのサイドにはPE対応のラインカッターも装備
支点となる部分は、“リング形状”が搭載されている。
そうすることで支点が広くなり、ネジレやガタツキの抑制、海水に浸けても固着しない構造でスムーズに開閉する効果があるのだという。
サビに強い。だから長く使える
“腐食性”。ここにもベルモントの金属への本気度がうかがえる。
「ソリッドSUSプライヤー」はサビに強いステンレスで作られている。
実際にサビに強い……と、言われてもピンとこない人が多いハズ。
ベルモントはこの製品で、耐食性の実験を実施。実験内容は「24H海水→24H潮風→24H海水→24H潮風」と過酷な条件での検査。
結果は、一部に薄くサビが出たが全体的に濃いサビもなくキレイな状態。先述したリングの効果もあり、固着もなくスムーズに開閉ができたそう。
スペック
カラーはシルバーと、ブラックチタンコートがされたブラックの2種類。
万能タイプ、GTタイプどちらにも2色展開されているので、合計4アイテムでラインナップされている。
品名 | 本体価格 | 材質 | サイズ | 重量 |
ソリッドSUSプライヤー | 8,000円(税込価格8,800円) | 本体:ステンレス、ラインカッター:タングステン | 全長198×58mm | 約205g |
ソリッドSUSプライヤー【ブラックチタンコート】 | 8,500円(税込価格9,350円) | 本体:ステンレス(ブラックチタンコート)、ラインカッター:タングステン | 全長198×58mm | 約205g |
ソリッドSUSプライヤーGT | 8,000円(税込価格8,800円) | 本体:ステンレス、ラインカッター:タングステン | 全長198×58mm | 約220g |
ソリッドSUSプライヤーGT【ブラックチタンコート】 | 8,500円(税込価格9,350円) | 本体:ステンレス(ブラックチタンコート)、ラインカッター:タングステン | 全長198×58mm | 約220g |
話題のプライヤーがついに登場。
職人の町が生んだ超精密プライヤー。見かけたらぜひお試しあれ。
ベルモント公式「ソリッドSUSプライヤー」詳細ページはこちら