30cm超の大アジが狙える釣り場を紹介! 駐車可能なスペースもあって便利です

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

和歌山・初島 初島漁港

和歌山・初島 初島漁港はこんな釣り場

ここは埋立地内の初島漁港の出口にある、大きな波止。以前は毛無島に続く一文字波止だったが、陸から繋がっている。

波止の外側は1段高くなっていて、大きなテトラ帯で、足下がよくないので、釣りはできない。

波止の突き当たりからも1段高くなっていて、毛無島に続き、その先にも波止があるが、テトラ帯を歩かないと行けないので、危険。

波止の内側は波静かで、船の桟橋の左側にも2本のフロートが浮かんでいる。

夏になれば港内一帯でアジ、サバ、イワシが釣れるが、今はポイントが限られている。大アジは波止先端周辺、夜釣りなら街灯下周辺。

アジのほかにガシラ、メバル、チヌ、グレなども釣れる。

※この記事は2024年5月に作成した記事です。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。

尺アジを狙って釣行

日中にアジが釣れている。それも25~30cmもあるアジが。

そんな噂を以前から見聞きしていたので、先日、和歌山の初島漁港の波止へ行った。

ここは波止の付け根まで車が入れ、背後が高い防潮堤の下を200mほど歩くと、また高い波止に突き当たる。その突き当たり手前に常連さんが4人並んで竿を出していた。その5人目に並ばせてもらったが…。

常連さんは、遠投カゴのサビキ釣りで、前方の波止向きに50~60mは投げていた。

潮はゆっくり左へ流れていたが、50~60m先がアジのポイントのようで、常連さんの卵型のウキがスーッと入って見えなくなると、大きく竿を立てる。

竿が大きく曲がり、やがて見える魚は25cmから30cm近いアジ。真っ昼間に、そんな大きなアジがポツリポツリと釣れている。時々は30cmぐらいのサバもまじった。

端から3人までの人は釣れるのだが。4人目と5人目の人には全く釣れない。ポイントが狭いようである。

3人の常連さんは大きなアジを1人10~20尾ほど釣って、15時頃には納竿したので、残った2人はその後に入らせてもらった。

残った1人も地元の常連さんで、遠投サビキでほどなく釣れたのが小アジサイズ。さて、こちらは遠投すれど、アタリはサッパリない。夕方の時合なのに、潮が止まって動かない。

同じポイントへ仕掛けを投入していると、17時20分頃、初めてウキがスポッと入った。

大きく合わせると、グイー、グイーッと大アジではない強烈な引き。慎重にあしらって引き寄せ、ガバッと水面に姿を見せたのは、何とキビレ。

タモがないので糸を持ってソーッと引き上げた。キレイなキビレ40cmだった。

それからも潮が全く流れず、アジのアタリはないので、18時半頃に納竿した。

ここは常夜灯がいくつかあり、その下で常連さんがノベ竿でサビキ釣りをしていた。見ていると、17、18cmの小アジが入れ食い。時々、マイワシの20cmぐらいのもまじる。

それを見て、エサ(アミエビ)を捨てるんではなかったと後悔したが、後の祭り。指をくわえながら、車まで戻った。

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