足場が広く、トイレと駐車場がある釣り場を紹介! アジやサバ、チヌなど狙えます

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

大阪・舞洲 ホテルロッジ舞洲裏

大阪・舞洲 ホテルロッジ舞洲裏はこんな釣り場

ここはハネにスズキまじりで釣れるので、例年何度か出掛けているが、今春から駐車料金が高くなり、30分~2時間1000円、2~4時間1800円、4~6時間2500円、6時間以上3000円となった。

駐車場に入ってそのまま奥へ進み、駐車場出口から第2駐車場の1番奥へ止めると、釣り場に近い。

駐車場を出て、松林の中を右に進むと、すぐに正面に釣り場がある。

▲松林の中にあるトイレ

▲松林の中を進むと釣り場がある

突き当たりを左へ行くと半円状のベランダがある。

このベランダから東は立入禁止なので注意。ここから西一帯が魚釣り解放区となっている。

水辺一帯に、高さ1mあまりの手スリがあるので、手スリ越しの釣りとなる。

釣り場の後方が松林の緑地公園となっている。ロケーションのよい所で、散歩の人も多いので注意を。

今回はチヌとハネを狙って出発

万博で話題の夢洲の北隣にあるのが舞洲の人工島で、喧噪の夢洲と比べて静かでのんびりと釣りが楽しめる。

舞洲の北側の釣り場は、夢舞大橋下と、そこから西へ続く緑地公園の西端、ロッジ舞洲がある。

両釣り場とも、駐車場(有料)があるが、ロッジ舞洲裏の駐車場の料金がいつの間にか値上げされていて、当日は約4時間で1800円と、他所の駐車料金と比べて高いことに驚いた。

そのせいかどうかは分からないが、釣行当日は釣り人は誰もおらず、自分1人で貸切り。

松林を抜けると、正面左右に釣り場が広がる。

少し左へ歩くと、半円状のベランダ(現在は立入禁止)がある。このベランダの手前が潮に変化がある好ポイント。
当日はエビ撒き釣りでハネ、チヌ狙い。

海面を覗いてみると、当日は潮が汚かった。白い泡まで流れてくる。予想外の潮で、ボラが多数上層を泳いでいた。

7時頃から竿を出したが、中潮で満潮から下げてくる潮時で、右から左へゆっくりと流れる。

タナは3ヒロ前後にしているが、アタリはない。あまりにアタリがないので、左へ少し移動。半円状のベランダから5mほどに近付いた。

この付近までくると、潮によって手前へきたり、向こう側へ流れたりと複雑になる。

場所変わりが功を奏し、念願のアタリ

場所をかわって数投目の9時頃。ウキがスッ、スーッとそのまま向こうへ動くアタリらしきものがきた。

聞き合わせで大きく竿を立てると、グイ、グイーッと力強い引き。釣り始めて2時間後にきた魚だ。タナを少し深くして食い付いたので、ハネではなくチヌのようだ。

強引をゆっくりとあしらって、ガバッと水面を割ったのは、やはりチヌだった。

黒っぽい魚体から、居付きのチヌらしかったが、スケールを当てると44cmあった。

チヌがきたのなら、まだいるはずだと、タナを深くしたりと探ってみたが、アタリはこれ1回だけ。

潮の色はかわりなく、2500円で買ってきたシラサエビがなくなったので、11時頃に納竿せざるを得なかった。

ここはハネ、チヌのほか、夏になればサビキでアジ、サバ、イワシが釣れ、半夜釣りでガシラ、メバルがくる。夏から秋にはタチウオが釣れた年もある。

※この記事は2024年5月に作成した記事です。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。

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