【今年は当たり年の可能性大!】解禁初日に、新アイテムでマダコ2㎏超ほか激乗り! エギ、スッテ、ワームの使い分けも解説

寄稿:吉田昇平

吉田昇平(よしだしょうへい) プロフィール

キャスティング、即掛けを得意とする大阪湾タチウオKINGバトル2018の優勝者。2017年にもセミファイナルトップ通過の実績も持つ凄腕アングラーでシマノフィールドテスター

「タコマスタースッテMフラッシュブースト」発売

関西の船タコ釣りが解禁しましたね。そして、ついに私が2年の歳月をかけて監修してきたシマノのスッテ「タコマスタースッテMフラッシュブースト」も発売されました。

解禁初日に新アイテムで挑む

さて、今年のタコはどんな感じ? と、気にされている方も多いと思うので、私吉田昇平、2024年のタコ釣りを占うという意味で、解禁日の5月1日に須磨の邦栄丸を訪れました。

タコ釣りと聞くと、明石の遊漁船のイメージが強いのではないでしょうか。実は、須磨や淡路島の遊漁船も同日の解禁となります。

この時期メインとなるポイントは、淡路島の富島沖で、シーズン最初にタコが出てくるエリアということもあって、明石の遊漁船も5月16日の鹿ノ瀬エリアが解禁となる日までは、ここ富島沖にもやって来ます。

船長の安井雄也氏は、本業の漁師の仕事の傍らに遊漁船をしているので、潮やポイントを熟知。おまけに新作の「タコマスタースッテMフラッシュブースト」を掲げて解禁日を釣る‼ となれば、爆釣の文字しか思い浮かびません(笑)。

出船後1時間で、ツ抜け達成

6時に出船し、水深30m付近を中心に、ポイントに入りましたが、何と7時にはツ抜け達成。

解禁直後はまだ水温が低く、タコの動きがよくないので、「止めの間と抱かせの間」をしっかり取ってあげることが、何よりも大切です。

小さな力でよく動くことと、止めた時にキラキラとアピールできるのが、このスッテの最大の特徴。

この日は「タコマスタースッテMフラッシュブースト」のみで16パイで竿頭。最大2.42㎏の大ダコもまじり、これ以上ない好スタートを切ることができました。

今回、新発売のこのスッテですが、発売日に即完売した店舗があるほどなので、見付けたらぜひ、お買い求めください。

今年は当たり年かも

今後は水温が上がってきて、タコの動きがよくなることと、今回の釣果を考えれば、今年のタコは当たり年となる可能性大。

まだタコ釣りをされたことない方にも、ぜひオススメしたい年になりそうです。

底から剥がす時の、「グにぃ~」という感覚を味わえば、誰でもこの釣りにハマること、間違いないでしょう!

エギ、スッテ、ワームの使い分けは?潮の状況別に解説!

現在、タコエギの釣りは大きく分けてエギ、スッテ、ワーム系の3種類がありますが、その使い分けを、状況別に簡単にまとめましたので、ご参考に。

①潮が速い時やワカメエリア→エギ+エギが有効。

②潮が速くも緩くもない→エギ+エギ、もしくはエギ+スッテが有効。

③潮が緩い時→スッテ+スッテ、もしくはワーム系が有効。

以上が、基本的には有効となります。明らかに状況により釣果に差が出るので、釣れている人の仕かけに合わせることが、タコに出合える近道です。

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