
美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール
明石のタコ釣りが解禁したので、初日、調査に行ってきました。
朝まずめから好調でしたが、まだ小さなタコばかり。あきらめていた頃、終盤で良型をゲットできました♡ 帰って内臓を取り出したタコは、フリーザーバッグに入れて冷凍庫へ。空気をしっかり抜いておけば、冷凍焼けしないので、数年間保存が可能。食べる時は、解凍して水洗いをするだけで料理ができちゃう。何と、塩や片栗粉を使って、ヌメリを取る手間が省けちゃうんです。そう、あのヌメヌメと戦う必要がないってコト♪ 楽ですね~。
そして、「マダコの内臓は捨てる所がない」と、よく聞きます。私は、肺や卵巣は煮付けにしたり、肝臓も一緒に入れてカレーにしたりして、いただきます♪
上の写真の左上から肺、卵巣、左下が墨を吐く「ろうと」、右下の肝臓。今回は、この内臓を使って2つのお料理をしましょう♪
1品目は、肝臓でディップソースを作って「ブルスケッタ」、2品目は「アヒージョ」です! 釣り人の特権的なレシピ、ぜひご堪能あれ!
材料
●マダコの肝臓 適量
●ショウガ 1片(適量)
●ニンニク 1片(適量)
●オリーブオイル(適量)
◎キュウリ◎ニンジン◎タマネギ◎レモン、大葉、プチトマトなど
●マダコの卵巣、肺 適量
●オリーブオイル 適量
●ニンニク 適量
●ハーブソルト
●ブラック、ホワイト、レッドペッパー(あれば)
●乾燥バジルなど
●キノコ(白シメジ)
●プチトマト
●季節の野菜(若竹)
作り方
①マダコの肝臓は、包丁でシゴいて中身を取り出し、薄皮は捨てる
②フライパンにニンニク、ショウガのみじん切りを適量入れ、オリーブオイルに香りを移す
③ ①の肝を中火で5分以上、香りが立ち、ネットリするまでよく炒める。最初は、カニみそのあっさりしたようなイメージの香りがしますが、中火~弱火で調整しながら、焦げ付かないように気を付け、木ベラでよく炒めます。よい香りが立ってきたら火を止め、でき上がり。冷蔵庫にある野菜を刻んで、各種ディップを作ります。ズッキーニやパプリカ、ピーマンや水菜、大葉、セロリなど、お好みの野菜でOK。オススメは、香りの強いタマネギ、セロリが食感もよく、キュウリは瑞々しさと食感が相性バツグン
④バケットを5~7mmにカットし、バターを置いてトースターで軽く焼く
⑤焼き上がったバケットの上にタコ肝ペーストを乗せ、盛り付けたら完成。お好みでオイルやレモン汁、タバスコをかけて召し上がれ
①マダコの卵巣は薄い皮があるので、そっと優しくむいておくと、食べた時の食感がクリーミーになります
②鍋にオリーブオイル、お好みのハーブソルト、ペッパー、乾燥バジルなどの香味とニンニクを入れ、低温で加熱する(アヒージョの素が売っていますが、ローリエやバジルソルトなど、ハーブ系の調味料をストックしておけば、いつでもカンタンにアヒージョやパスタ、カルパッチョ、ピッツァなどが作れるので経済的)
③マダコの肺、卵巣、ロウトを入れ、季節の野菜で今回は若竹を使いましたが、なければブロッコリーでも可。
お好きなキノコを入れ、低温で加熱する
④ある程度、具材に火が通ってきたら、味を見て足りなければハーブや塩分などを足す
⑤最後にプチトマトを入れて、加熱。ほどよい火入れ加減になったら完成