車の横付けができてトイレもある好釣り場! 安定してアジが狙えます

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

大阪・泉南 深日港

大阪・泉南 深日港はこんな釣り場

深日港は電車釣行でも便利な所で、南海電車のみさき公園駅で多奈川線に乗りかえて、深日港駅で下車。港まで、徒歩5分ほどの釣り場。近くには釣りエサ店、トイレもある。

車は港内に駐車でき、そのすぐ前一帯が足場のよい釣り場となっている。

港前の信号を左折して、すぐの広い道沿いの岸壁は、車が横付けできる好ポイントだが、釣り禁止の場所もあるので要注意。

今回はアジを狙って出発

大阪湾沿岸の波止のアジ釣りは、場所ムラがあり、今はどこでも釣れている訳ではないので、釣り場選びが難しい。

泉南・岬町の深日港は、早くからアジが釣れている釣り場のひとつで、いつ出掛けても釣り人がいる。なので今回は深日港をチョイス。

深日港に着いたのは18時半頃。

港前の信号から駐車場に入って前を見ると、数人がサビキ釣りをしていたので、そこへ筆者も仲間入りしたが、前日の雨の影響なのか、水面にゴミがたくさん流れてきて釣り辛いこと、この上ない。

そんな状況下、自分の右側の常連さんは、5mクラスのリール竿で竿下を狙って、小アジをポツポツとヒットさせていた。

この人のサビキ仕かけのカゴは、小さめの金網カゴで、仕掛けをあまり動かさずにアタリを待つ釣り方。

釣れて上がってくる小アジを見ていると、下の方の針によく食い付いていたので、タナは深めのようだった。

しばらくして地元の人がやって来て、「トイレから西の道沿いで、今、小アジが入れ食いで釣れている」と言うので行ってみた。

ここは道路の幅が広いので、車が側に止められて、常夜灯がある好ポイント。

そこには3組が竿を出しており、小アジをかなり釣っていたが、好時合は終わったようで、仕かけを仕舞って帰り支度をしていた。

そのうちの常連さんに話を聞くと、「夕まずめの時合によく釣れた」そうで、小アジを50~60尾ほど釣ったらしい。

ここは常夜灯の灯りで幾分明るいので、水面に浮くゴミが見える。そのゴミが流れてくると、仕掛けに絡むので小休止となる。

そのような状況なので、ウキは外して竿下を釣るようにしたが、好時合が終わった後だけに、ポツリポツリと釣れただけだった。

その後、アミエビをマキエに、石ゴカイをエサにしたウキ釣りは、ゴミが多くて釣りにならなかった。

深日港の小アジは、多少の日ムラはあるが、ずっと釣れ続いているので、今後も楽しめる。

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