その使い方、パキッと壊れるかも?「ノットアシスト2.0」を長く使うための鉄則とFGノットのコツ

第一精工から発売されている「ノットアシスト2.0」。

FGノットを組む際に、サポートしてくれるアイテムで、初心者は当然ながら、ベテランのアングラーもお世話になっているのではないでしょうか。

この便利なアイテムでも、やはりトラブルは付き物。使い方を間違わなければ、安心して使えるので、理解してから使用するのが鉄則です。

第一精工公式YouTubeチャンネル「DaiichiSeikoOfficial」で、その「ノットアシスト2.0」についてアレコレ紹介されていました。

 

説明書を読んで、正しく使いましょう

第一精工に寄せられる問い合わせで、ストッパー部分が壊れるといった内容が多いそうです。ですが。いろいろ想定してみても、要因を究明できないようで、仮設として、ストッパーをロックしたままアームを広げてみることに。

すると、パキパキッとストッパー部分がボロボロに。広げるにしてもなかなかチカラがいるみたいです。

キチンと使うためには、注意書きをしっかり読んでおく必要がありますね。

そうしないと、本来の性能も十分に発揮できず、せっかくの便利アイテムももったいないことに。

また、この「ノットアシスト2.0」の模造品も増えているようで…。なんと、その模造品の修理を頼んでくる方もいるとのこと。さすがに、対応できません(笑)。

ノットアシスト2.0の使い方

ここからは「ノットアシスト2.0」の編み込み方法。FGノットの組み方自体は、動画内でご確認いただき、ここではコツ的なことをピックアップして紹介していきます。

コーティングされたラインは洗ってから!

ガイドの通りをよくするためのコーティングは、やはり「ノットアシスト2.0」も滑りやすくなるようで、使用時は注意が必要です。気になる場合は、

接触する部分を洗ってから使うほうがよいそう。

リーダーの端は、こぶし1個分くらい残す

リーダーの端糸は、結び目から右側にこぶし1個分の長さを残すと、組みやすいそう。テキパキと組んでいくのにちょうどイイ長さです。

仮留めをお忘れなく

編み込んでいき、残すはハーフヒッチという場面で、アーム下部(PE端糸)のストッパーを外し、センター(リーダー)のストッパーからリーダーを外す前に、PEラインで1回ハーフヒッチをするのがコツとのこと。

結び目が緩まずに、ハーフヒッチへ移行できるようです。

ノットアシスト2.0で安心できるFGノットを!

「ノットアシスト2.0」は、FGノットを知らない人が組めるようになる、ワケではなく、仕組みを分かっている人が、しっかりキレイな安心できるFGノットを組むことができるアイテムです。

強度、効率を考えると、ぜひ使いたいアイテムです。

持っていない方は、模造品ではなく、第一精工の「ノットアシスト2.0」を買って使ってみてください。

 

もはやメリットしかない! 面倒なノット組みがラクになる、便利なアイテム「ノットアシスト2.0」

第一精工(DAIICHISEIKO)

1937年創業、大阪市東成区を拠点と、「より良い確かな釣用品」をモットーに釣具を製造、販売するメーカー。「これがないと釣りができないわけではないが、無いと困るもの、あればスマートなもの」、いわゆる便利系アイテムを多数輩出!リールへのラインの巻き取り、ラインの巻き替えが簡単にできる「巻き替えスプール」、エギング用のランディングギャフを安全、コンパクトに持ち運べる「オートキングギャフ」などなど、多くのヒット作を生み出している。

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