今回、注目するターゲットは「ヒラスズキ」。
磯から狙うのが一般的だが、三重・引本浦のエヌテックマリンでは、ボートから楽しむ”ボートヒラスズキ”を提案している。
そこで、筆者もこの釣りに密着。
当日は、メジャークラフトサポートスタッフの橋本氏が、体高のある見事なヒラスズキをキャッチした。

▲70cmのヒラスズキを釣り上げた、メジャークラフトサポートスタッフの橋本氏
そこで、今回教えてもらった、ヒラスズキの釣り方を皆さまにお届けしたい。
ボートヒラスズキの魅力
ヒラスズキは、磯のルアーフィッシングにおいて人気のターゲット。
ヒラスズキは大型になればなるほど、根ズレなどのラインブレイクの可能性があり、磯から釣り上げるのはとても難しい。
ボートからは多くのポイントを狙えるのでヒット率が断然高く、キャッチ率も高いぞ!

▲三重県で有名な「オハイ」を目の前にしてキャスティング
タックル&仕かけ
・ロッド
クロステージ CRX-702MH/S (メジャークラフト)
・リール
セルテートLT4000-CXH(DAIWA)
カスタムハンドル
Light Arm65 +EP37(LIVRE)
・ライン
弾丸ブレイドクロス 1.5号(メジャークラフト)
・リーダー
弾丸フロロショックリーダー8号(メジャークラフト)
・ルアー
ショアラインシャイナーR50F(DAIWA)

▲取り回しがよく、ヒラスズキの強い引きでも安心してやり取りができる、メジャークラフトのクロスステージCRX-702MH/S
ルアーのチョイス
ヒラスズキ狙いのルアーは、基本的には120mmのフローティングミノーやシンキングペンシルがベター。状況により、スイミングテンヤもグッド。カラーは日によってかわるので、シルバーやグローを基本にいくつか持っておきたい。

▲橋本氏がヒラスズキをヒットさせた、ダイワのフローティングミノー

▲船長のオススメは、デュエルの「ミッドダイバー」や「モンスターショット」など
基本の釣り方
①サラシが出ている磯際に向けてルアーをキャストする(サラシが引くタイミングに投げるのが◎)
②着水すれば、中速巻きでリールを巻く
③ゴゴンとアタリがでれば、即合わせ
④磯際から離れるまでは、ゴリ巻きしよう!
※仕かけをキャストする時、ルアーが何処に飛んでいるかを把握して、磯に乗り上げそうなら、ラインを止めよう!

▲キャストするタイミング見ている橋本氏。「サラシが上がって引いていく時にルアーが磯際に入るのがよい」と、中井船長
狙い目
磯際とサラシが出ているポイント。また、磯と磯の間や、ハエ根がある場所はヒラスズキが潜んでいる場合が多い。キャストしてから、だいたい10巻きまでは、アタリがでる確率が高いので、集中しよう!
ヒラスズキは、首を振ってエラ洗いをするため、できるだけ竿は立てすぎないようにするのがグッド。ヒットすれば、とにかく磯際からは離すように、強気なやり取りをしよう!
キャストする時はしっかり確認をしよう!
この釣りで最も気を付けてほしいことがひとつある。それは、周囲の確認だ。
ルアーをキャストする時は、周りに人がいないかなど、しっかりと確認をしよう。また、キャストするタイミングが被らないようにしよう!
もし針が人に掛かれば、大事故に繋がりかねない。なので、投げる前には、必ず確認することが大切だ。
焦る必要はないので、サラシのタイミングを見ながら、周囲の人と確認をしながら、順番にキャストしよう。
ヒラスズキの強烈な引きを味わったら、ハマってしまうハズ。
磯の王者とも言われる、ヒラスズキの引きを味わいに、この記事を参考にぜひ行ってみて欲しい。