
竹村勝則 プロフィール
和歌山 田ノ浦漁港
田ノ浦漁港は立派な漁港で釣り人が多く、駐車場(4~6月及び9~3月は520円、7~8月は620円)、トイレ、飲料の自販機もあり、浪早ビーチ海水浴場もあるので、夏は海水浴と釣りが楽しめる。

浪早ビーチの駐車場入り口
港内の釣り場は、アジ、イワシ、サバは6月上旬現在では、まだ入ってきていないが、釣れるようになると、足場がよいので家族連れにもオススメ。
港内にある浮き桟橋は、右側の中ほどと、先端近くがチヌの紀州釣りのポイント。この浮き桟橋の周囲では、チョイ投げでキスが釣れることもある。
昼間のサビキ釣りは、今のところ釣れていないが、波止先端付近では未明と夕まずめの時合に、良型のアジがボツボツ釣れている。
波止の沖向きはグレのポイントで、エサ取りが多いが、ヌカ切りで手の平前後のグレが釣れる。中には、30cm前後の良型がくることもある。
今回はアジを狙って出発
和歌山市の新和歌浦から田野、雑賀崎にかけては、好釣り場が続いている。いずれも立派な漁港で、釣りには大変便利な所である。
先日、雑賀崎漁港を訪れた。アジが釣れているとあって、釣り人が大変多い。しかし、アジが釣れているのは、波止真ん中の先端の高場だけ。ズラリと竿が出ていて入る余地がないので諦め、東隣りの田ノ浦漁港へ行った。
ここは雑賀崎のように昼間からアジが釣れていないので、釣り人はウンと少なく、静かなもの。
波止先端の内側は、アジ釣りの人が数人いた。最近は昼間はアジは釣れていないが、未明と夕方からの時合に、良型アジがサビキで釣れている。
当日も、「未明に20cm級のアジが釣れていたので、後日にまた来ます」と言う釣り人がいた。
波止先端の外側は1段高いが、内側は足場がよい場所で、地元のご夫婦が竿を出していたので、そのすぐ隣に入った。

ハシゴを上がって波止へ

波止に上がった所の前方に磯がある
アジの時合には早いが、釣りの用意だけはしておこうと、竿下釣りではなく、ウキサビキ釣りの仕掛けをセットした。
波止の先端付近は、港の出入口でミオ筋でもあるので、水深がある。
右側で竿を出す人にタナを聞くと、「カゴまで約5ヒロ。良型アジは深ダナで釣れている」と言うので、タナを合わせた。
常連さんの仕掛けの投入点は、前方の波止近くまで投げているので、こちらもそれに合わせる。
潮はゆっくり右(港外)へ流れている。日が落ちて、そろそろ時合が来るハズと、せっせと打ち返す。
19時前、右側のご夫婦が1尾ずつアジを釣った。サイズは20cmあるなし。さあ、時合が到来だと、気合が入る。しかし、こちらはまだアタリがない。隣のご夫婦はポツリポツリだが、アジを釣っている。
しばらくして、こちらにも、やっとアタリがあり、ウキがポコポコと動いた。竿を立てて、リールをゆっくりと巻く。上がってきたのは、17cmぐらいのアジ。
その後、アタリが3回あったが、途中で針外れや、針に掛からずで、結局釣り上げたのは、1尾だけだった。
隣の夫婦は、アジ5尾に胴突き仕掛けの探り釣りでガシラ数尾だった。
当日は時合が短くて、群れも小さかったようで、残念ながら好釣果が上がらなかった。
※この記事は2024年6月に作成した記事です。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。
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