さあ、今回もイカメタル・オモリグの基本についてを、メジャークラフトのヒロセマンこと広瀬達樹さんにインタビュー!

広瀬達樹(ひろせたつき) プロフィール
『教えてヒロセマン!』の第4弾、今回はついに実釣編!「イカメタル&オモリグの誘い方のキホン」について紹介。
日の明るい時間帯のイカメタルの誘い方
ヒロセマン「基本的に、明るい内はイカの居場所はボトムべったり。ベイトタックルでバーチカルに狙う場合も、スピニングでキャストする場合も、どちらも底中心に誘うことを意識しましょう。
着底させる際、ベイトのサミングはスプールを軽く親指で押さえて。スピニングであれば、スプールエッジに軽く手を添えて糸が出過ぎないようにします。コレをサミングと言います。」
ヒロセマン「誘いの仕方はさまざま。その場でシェイクしたり、2、3回シャクって止めてみたり。また、その強弱を変えてみるのも有効です。決まった誘いはないので自由に誘ってみてください。
誘った後はステイさせて、イカを抱く時間を作ってあげることもお忘れなく。日中は底を重点的に誘うこと意識することさえ忘れなければOKです。」
ヒロセマン「イカメタルのアタリの出方はいろいろあります。例えば、穂先を抑え込むようなアタリだったり、逆にテンションが抜けるアタリも出ます。このアタリの豊富さがイカメタルの魅力の1つでもありますね。」
ヒロセマン「アタリかな? と思ったら即アワセ。確証がなくてもイイんです。とにかくアワセましょう! もし空アワセになっても、それが誘いになります。微かなアタリも見逃し厳禁!」
ヒロセマン「イカがしっかり乗ったら一定の速度で巻き上げます。ゴリ巻きしてしまうとイカが外れてしまうので、遅すぎず早すぎずのスピードで常にテンションを掛けながら巻くことで、バラシを減らす効果があります。」
夜焚き後のイカメタルの誘い方
ヒロセマン「日が沈み、夜焚きがスタートしたらイカメタルの本番! 漁火が効きだすにつれて、イカのタナは浮いたり、沈んだりと変動します。なので、日中とは違い、『イカのタナを探す』という面白さがプラスされます。

光の明暗をキャストしやすいスピニングモデルで誘うのも◎
なので、まずは仕掛けを着底させてから、アタリのあるタナを探すために、誘っては少しタナを上げ、を繰り返します。」
ヒロセマン「タナを探すこと以外は基本的には日中と変わりません。ですが、“タナを探す”という1つの要素が増えるだけで、ゲーム性が一気に高くなって面白いですよ。」
オモリグの誘い方
ヒロセマン「オモリグは基本的にキャストして釣りをスタートします。これは日中も夜も同じく。日中では広範囲にイカを探れますし、夜焚き後はイカが集まるとされる、集魚灯の明暗を探ることができます。
キャストは振りかぶって投げると危ないので、アンダーキャストで。そこまで遠くに投げる必要はないです。着水点の目安は、明暗の奥の暗いところ。そこまで飛べば十分です。」
ヒロセマン「こちらもサミングしながら、まずは着底。日によっては潮が速く、重いシンカーじゃないと着底が分からない場合もあります。そういう時はオモリの号数を上げましょう。
『ビッグアイ・オモリグシンカー』は最大40号まで展開しているので、重い号数のシンカーは持っておいてくださいね。」
ヒロセマン「オモリグの誘い方はシンプル! ズバリ巻きジャクリです。3~4回誘いを掛けて、ステイ。これの繰り返しです。ステイ中にエギがじわ~っとフォールしてイカを誘います。そのイメージを持っておくのが重要。
基本はボトムからの巻き上げで誘うので、イカに反応がなければ回収し、①に戻ります。」
ヒロセマン「オモリグでは誘いを止めた瞬間にアタリが出ることが多いのですが、ロングステイに反応がよい時もあります。ロングステイが効く時は警戒心の高いイカや、大型のイカが多く、スローに沈下するエギが効きます。
そんな時に使ってみて欲しいのが『ビッグアイ・オモリグエギ メロメロスローフォール』。1mを約11秒掛けてじっくりフォールするので、スローフォールに反応する警戒心の高い良型のイカに効果テキメンですよ。」
コレでアナタもイカ釣り初心者を卒業!
今回は「イカメタル&オモリグの誘い方のキホン」ついて紹介しました!
今回も含めた「教えて!ヒロセマンシリーズ」Vol.1~4を見れば、イカメタル初心者を卒業できるはず!
次回は番外編! 「もっと数が釣れるようになる5つのポイント」を紹介しますのでお楽しみに。
過去の記事はこちらから
今年もまだまだ好調なイカメタル&オモリグ。ぜひ、チャレンジしてみてください!
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イカメタル・オモリグを始めたばかりの人に向けたレクチャー動画となっているので、お見逃しなく。