マグロで筋の多い部分は、自家製ツナにしてアレンジレシピ!

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

キハダ、メバチなどのマグロ類が釣れたらお刺し身でいただきますが、尾の部分や筋の多い部分は、自家製のツナにしてしまいます。耐熱対応のフードバッグにオリーブオイル、ブラックペッパー、お好みのハーブソルトを入れたら、ツナにしたい身を入れてモミモミ。沸騰した鍋に投入して火を止め、フタをしたまま粗熱が取れるまで放置。でき上がったらよく冷やして冷蔵庫や冷凍保存を。私はツナをサラダに入れたり、生春巻きで楽しんでいます。

その方法で作った自家製ツナで、今回は「チヂミ」を作ってみました。ポイントは、生春巻きをして残った「ライスペーパー」を使うこと。暑い日は、生野菜と鶏胸肉やエビを巻いた冷た~い生春巻きがご馳走でお箸が進みますが、残ったライスペーパーを使って、お酒のおつまみやおやつ作りは、いかがですか。

包んで焼いてもOKな生春巻きですが、スタミナたっぷり。ニラを使ってチヂミ風にしてみました。

ライスペーパーを使った美味しい「ツナチヂミ」

【材料】1枚分

●ライスペーパー:2枚
●ツナ:70g
●しょう油:小さじ1
●マヨネーズ:大さじ2
●ゴマ:小さじ1
●めんつゆ:希釈大さじ1
●ニラ:適量
●ニンジン:適量
●スライスチーズ:2枚
・つけダレ
●コチュジャン
●ポン酢
●いりごま

【作り方】

①フライパンに希釈しためんつゆ大さじ1を入れておく。
②自家製ツナを細かくつぶし、しょう油、ゴマを入れてよくまぜる。
③「②」に、マヨネーズ、ニラ、ニンジンを入れてよくまぜ合わせ、タネを作る。
④ライスペーパーを水で戻さずに、「③」のタネを均等に塗る。

⑤「①」のフライパンの上に乗せ、スライスチーズを乗せたら、水に濡らしたライスペーパーを上からかぶせる。

⑥フライパンの火を付け、中火でフタをする。
⑦中火で片面1分焼いたら、裏返してフタをする。
(最初の返しは、フライ返しはくっつくので、さい箸と手でサッと裏返す)
(生地が破れてしまったら、新しいライスペーパーを水にくぐらせ、上から重ねてOK)
⑧残り1、2分ずつ、ほどよい焼き色と加熱具合になるまでフライ返しで返す工程を2~4回繰り返しながら、返したらフタをして、ほどよく焼き上げる。
⑨6等分にカットして盛り付け、きざみのりをかけたら完成。
お酒のつまみには、コチュジャンとポン酢のつけダレでピリ辛に、
おやつにはケチャップとマヨネーズをまぜ合わせたオーロラソースでどうぞ。

いかがでしたか。

ライスペーパーを使っているので、皮がパリッとモッチリな生地になり、食感が面白いです。野菜のビタミンと魚のたんぱく質でスタミナUP。ニラを多めに作るとさらに美味しくなりますし、お好みでキムチも合わせてみてください。ほかには、ジャガイモやタマネギの千切りをプラスしてもオススメです。このレシピを通じて、お魚を好きになってくれたら嬉しいです。

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