兵庫県でキス釣りを楽しむ
スカッとした気分転換にはキス釣りが1番と、兵庫県・東播の東二見漁港へと釣行した。
現地到着が13時頃。シトシト雨が降っている時に、重宝するのがこの釣り場。
頭上には東二見橋があって、強い雨なら橋の下に逃げ込めるので、こんな天気の日には打ってつけ。
早速タックルをセットする。
竿はプロキャスター27号、リールはトーナメントサーフ35。
キス針8号の5本針に石ゴカイを刺して軽くキャスト。超スローでサビく。
天気予報では午後から曇りになっていたが、空は真っ黒で、雨は止む気配はない。
ここのポイントは、潮の流れが速い橋の下。
最初は素針を引いたが、エサを目立つように大きめに刺してサビいた。
するとブルン、ブルルンと心地よいアタリがあり、15cm級と小型だがパールピンクに輝く本命のキスが上がってきた。
次はコンコン、ギュギューンと竿先を引ったくる強烈なアタリ。
これはデカイと、わくわくしながらリーリングすると23cmの丸々と肥えた青ベラだった。
今日は少し濁りがあるので、針のチモトに夜光玉を入れた仕かけがよかったように思う。
それから連続して素針を引いたので、今度は、港内へ少し遠投。これが正解で、小型だが次々にヒット。
雨の中を頑張った甲斐があると、思わず口元が緩む。
ただ、今日は小潮で、今は干潮のため潮が動かないので、良型キスの回遊がないのだろう。
そのかわり、シモリ際を攻めるとベラもよくヒットする。
15時前には雨も小降りになったので、やはりスカッとする良型キスが釣りたいと、本庄の赤灯台波止まで走る。
こんな雨の日には釣り人はいないだろうと思ったが、サビキ釣りやタコ釣りで、大波止にはズラリと釣り人の姿があった。
私は空いていた赤灯台の先端部から港内のキスを狙ったが、雨の影響で濁りが強くて、ここでは全くアタリがなかった。
本日の釣果はキス10~17cmが16尾。ベラが4尾の釣果だった。

筆者の当日の釣果
【筆者 松尾幸浩】