【釣れると信じたエサで突破した、関西つり堀KINGバトル予選会】青物に執着せず、マダイを確実に釣っていく作戦が奏功

寄稿:本多 栄作

本多 栄作(ほんだ えいさく) プロフィール

根っからの釣り好きで、楽しんで釣るのがモットー。幼少期からオカッパリや船釣りを始め、5年前から海上釣り堀の魅力に取り憑かれる。”より釣りたい、より皆さんに釣ってもらいたい”という一心で「釣らせ屋本舗、本多商店」を開業。 自身も2023年関西つり堀KINGバトルセミファイナル進出。2024年も予選を突破し、セミファイナルへと進んでいる。 令和6年度がまかつファクトリーモニターとしても活躍中。

普段、私は「水宝」にずっと通っていました。

そして4~5年前に三重の海上釣り堀をメインに釣行されている釣り人達と知り合いになり、それからは幾度となく、三重まで足を運びました。ですが、そこで水宝での釣りが全く通用しないことに驚き、そこから三重の海上釣り堀にハマっていきました。

各海上釣り堀によって、コンセプトが違い、水宝は最低5尾は釣って帰ってもらいたいというスタンスなのですが、三重の釣り堀はそんなに甘くなく、絶えず攻めの釣りを意識しないといけないテクニカルな釣り場という印象です。

そんな中、今年も「関西つり堀KINGバトル」の予選申し込みが開始され、今年は「海上釣り堀辨屋」と「釣堀紀州」から挑戦することにしました。

あえて普段釣り慣れている水宝は外し、厳しい戦いに挑むこととしました。いったい自分の釣りは、どこまで通用するのか試してみたいと思いました。

無事、予選2位で突破

普段からマダイやシマアジ狙いが得意で、青物は放流後の2投くらいしか狙わない。それは、誰かが釣り上げてからでも遅くないと考えたから。その釣り上げた時に、イケスの中の青物の活性が上がるので、チャンスは後からでも来るということ。

なので、放流後の2投でアタリがなければ、すぐにマダイ、シマアジ狙いに切り替える作戦を取りました。

同じマスで青物を5尾釣り上げている強者が1人。自分はまだ1尾だが、ここからマダイとシマアジで追い上げていきます。

中盤までは、マスで2番手。「火山」、「黄龍」、「二刀流」で、ここまでマダイを中心に釣り上げていった。

後半に追撃体勢

後半は、マダイに狙いを絞り追撃。

火山と黄龍のMIX、針先にシラサエビ、チモトに火山や黄龍を付けたハイブリッド式で狙っていきました。

最終結果は…マダイ14尾、メジロ1尾で、第2位!無事予選突破となりました!

当日はもちろん「快釣エサ」、「火山」、「黄龍」、「二刀流」、「ゴールドファイヤー」、そして青イソメ、ウグイ、シラサエビ、そして最後に「2ndスナイパー」、これだけのエサしか使っていません。

自分の勘を信じ、エサを信じ、そして得た結果が予選2位通過でした。

本多商店 快釣エサ(ほんだしょうてん かいちょうえさ) プロフィール

兵庫・尼崎に事務所を構える「本多商店」。「もっと釣りたい」という純粋な思いから、オリジナルのエサ作りを始め、その評判が口コミで広がり、今や関西各地の釣具店や海上釣堀で購入できるほどに。 エサに対して妥協は許さず、時期に合わせ、カットサイズを調節するなど手は抜かない。 代表の本多氏は自身でYouTubeチャンネル「爆釣連合 会長チャンネル」を開設し、海上釣堀やエサの魅力について発信。現在がまかつファクトリーモニターも務めている。

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