人気沸騰中のフィールド!伊勢湾のテンヤタチウオについて

連載:きくりんのFishingSchool

菊池 雄一(きくち ゆういち) プロフィール

「きくりん」の愛称で親しまれ、船タチウオテンヤ、落とし込み、ノマセ釣り、イカ(イカメタル・オモリグ)、タコなど、春夏秋冬の旬の釣りを楽しむ、マルチアングラー。ホームエリアは関西ながら、関東在住の環境を活かし、積極的に開拓中。大阪湾タチウオKINGバトル2016準優勝、タチウオKINGバトルチャンピオンシップ3位。ダイワスタッフ

皆さま、こんにちは。今回は前回に引き続き、シーズン突入中の「テンヤタチウオ」について。大阪湾もすでに爆釣モードに突入していますが、今回は伊勢湾のテンヤタチウオの釣りについて、紹介します。

人気沸騰中!伊勢湾のテンヤタチウオ

テンヤのウエイトは?

天ビン釣り(80号)との併用の船宿もありますが、テンヤ専門船での出船も確立され、50号テンヤがメインになってきています。

シーズンは?

7月中頃から8月末にかけてが、伊良湖水道沖でのドラゴン狙いのメインシーズンになります。

大阪湾のように数釣りと言うよりは、体高のあるドラゴンサイズを狙う確率が高いフィールドです。

9月以降は水道から少し湾に入ったポイントで、数釣りが楽しめます。関西からタチウオ愛に溢れた方も多く通われており、伊勢湾は大人気のフィールドになっています。

狙う水深は?

水深は50~90mあたりがメインとなります。水道の真ん中を流す釣りのため、大阪湾で言うと、洲本沖南の由良瀬戸沖みたいな感じでしょうか。このポイントでは激流と言うこともあり、ドラゴンの確率が非常に高いです。

従って、エサ(ベイト)の反応も、ボトムと言うよりは、浮いた反応が多く、上手く潮の流れを利用した釣りがオススメです!

テンヤカラーは?

ゼブラカラー(スポットグロー)を中心に、濁りがキツい、バイトが多いタイミングでは、フルグロー系がオススメです。低活性時やドラゴン狙い1本の場合は、無発光カラーもオススメです。

出典:ダイワ

伊勢湾のタチウオは非常に体高があり、太い魚が多く、引きも強いです。かつ、ドラゴン率が非常に高いともあって、テンヤはバラシが軽減できる「船タチウオテンヤSS AH」がオススメです。

エサは?

8月末までのドラゴン狙いは、イワシ(大きめの大羽がよいことが多い)を中心に、9月以降の数釣りになれば、集魚効果抜群のサンマがオススメです。

あくまで私の経験からの予測になりますが、この辺りを基本に準備いただき、伊勢湾タチウオを楽しんでもらえれば幸いです。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!

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