菊池 雄一(きくち ゆういち) プロフィール
皆さま、こんにちは。今回は前回に引き続き、シーズン突入中の「テンヤタチウオ」について。大阪湾もすでに爆釣モードに突入していますが、今回は伊勢湾のテンヤタチウオの釣りについて、紹介します。
人気沸騰中!伊勢湾のテンヤタチウオ
天ビン釣り(80号)との併用の船宿もありますが、テンヤ専門船での出船も確立され、50号テンヤがメインになってきています。
7月中頃から8月末にかけてが、伊良湖水道沖でのドラゴン狙いのメインシーズンになります。
大阪湾のように数釣りと言うよりは、体高のあるドラゴンサイズを狙う確率が高いフィールドです。
9月以降は水道から少し湾に入ったポイントで、数釣りが楽しめます。関西からタチウオ愛に溢れた方も多く通われており、伊勢湾は大人気のフィールドになっています。
水深は50~90mあたりがメインとなります。水道の真ん中を流す釣りのため、大阪湾で言うと、洲本沖南の由良瀬戸沖みたいな感じでしょうか。このポイントでは激流と言うこともあり、ドラゴンの確率が非常に高いです。
従って、エサ(ベイト)の反応も、ボトムと言うよりは、浮いた反応が多く、上手く潮の流れを利用した釣りがオススメです!
ゼブラカラー(スポットグロー)を中心に、濁りがキツい、バイトが多いタイミングでは、フルグロー系がオススメです。低活性時やドラゴン狙い1本の場合は、無発光カラーもオススメです。
伊勢湾のタチウオは非常に体高があり、太い魚が多く、引きも強いです。かつ、ドラゴン率が非常に高いともあって、テンヤはバラシが軽減できる「船タチウオテンヤSS AH」がオススメです。
8月末までのドラゴン狙いは、イワシ(大きめの大羽がよいことが多い)を中心に、9月以降の数釣りになれば、集魚効果抜群のサンマがオススメです。
あくまで私の経験からの予測になりますが、この辺りを基本に準備いただき、伊勢湾タチウオを楽しんでもらえれば幸いです。