ドラゴンが釣れると話題沸騰中! 人気急上昇のエリアで行われた船テンヤタチウオイベント「伊勢湾タチウオKINGワンデイバトル」をレポート!

愛知県で初めての開催となった「伊勢湾タチウオKINGワンデイバトル」。

昨年、三重県で大盛況だった今大会を、2024年度は南知多・師崎で開催。33人が参加し、石川丸と忠栄丸の2船に分かれて出船した。

▲当日は33人が参加した

この大会は、大型タチウオがコンスタントに上がる伊勢湾の特長に合わせて、5尾総重量の規定で開催。参加者たちは、タックルチョイスやエサ、テンヤなど、さまざまなコダワリを持って参加している。

5時に受付をスタートし、受付が終われば会催式を行い、クーラーチェックを行った後、6時に港を出船。記者は忠栄丸に乗り込んだ。

▲片名の忠栄丸

伊良湖水道のポイントへ到着したら、2船同時で6時45分にスタート。

▲石川丸に乗船した樋口氏

開始直後からアタリが続出し、タチウオが釣れ上がる。しかし、小型の活性が高く、幅指3本程度ばかりが上がる。

そんな中、右舷トモから3番目の平山氏に強烈なヒット。ドラグが滑る強い引きに思わず、「青物?」と思うほど。上がってきたのは、幅指6本ほどの個体に参加者からも歓声が上がった。

▲忠栄丸で大型を1番最初に釣り上げた平山氏

後半は大型が続々と登場!

その後は、小型のアタリが多かったが、アタリがあっても即掛けせず、大型がくるまでアタリをかわしたり、持ちのよいエサを使っていた人にガツンと大型のアタリがでていた。

強烈なタチウオの引きに声が出る人も多数。納竿直前には、最後の最後で強烈な引きをキャッチして、ドラゴン級を釣り上げていた人も。

▲納竿直前で大型のタチウオを釣り上げた小川氏

あっと言う間に勝負の時間は終わり、12時に納竿。帰港後には、5尾の総重量を測るため、大型まじりにタチウオを持ち寄って検量した。

▲検量の様子

伊勢湾をメインエリアにする
蓑島宏幸氏が優勝

そして、緊張の結果発表。優勝は地元、伊勢湾エリアで釣行を重ねている蓑島宏幸氏(2952g)、準優勝は平山治男氏(2692g)、昨年優勝した前田樹成氏は、2年連続の入賞となり、その実力を知らしめた。

▲優勝 蓑島宏幸氏(中央)、2位 平山治男氏(右)、3位 前田樹成氏(左)

大会結果(5尾総重量)

優勝:蓑島宏幸氏 2952g
準優勝:平山治男氏 2692g
3位:前田樹成氏 2690g
4位:小川一樹氏 2545g
5位:藤田英明氏 2272g

▲優勝の蓑島宏幸氏

奥が深い、伊勢湾の船テンヤタチウオ。釣り人が増加中の大注目エリアのタチウオのシーズンは、まだまだこれから。次回はどんなドラマが起こるのか…。

次の大会が待ち遠しくて仕方ない。

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