ロッドメーカー「剛樹」は、決して大物エサ釣り用ロッドだけじゃない話

自社生産でロッドメイキングを行う「剛樹」。

泳がせ大物釣り用ロッドやマダイ竿、深海釣り用ロッドなどなど、どちらかといえばそんな釣りジャンルで超高水準なロッドを作るメーカーだと認識されていると思う。

そんな剛樹だが、実のところルアーロッドの開発も進めていて、近年は特に注力している。

もちろん、徹底的に妥協なしな製作姿勢だけに、ポンポンと世に出るものではないのだけれど超大物をねじ伏せるロッド作り、粘り・柔軟性・ブレのなさなど、これまで培ってきたノウハウをルアーロッドにも活かしている。

例えばParadox Black MR。

特大ヒラマサ、クロマグロなどを対象としたキャスティングロッド。

粘りのあるブランクスを使用している。

全体として曲がるが、ターゲットとする魚種が魚種だけに、軟らかいという意味ではなく、ロッド全体で負荷を受け止めながら主導権は握らせない。

そのため、アングラー側としては竿を立てやすい。リフトアップしやすい。アングラーの負担も少ないロッド。

とこう簡単に綴ってしまうと、分かりにくいが、実際にそのスリリングなファイトとロッドの安定感、アングラーへの負担の少なさが表現されるのが以下の動画。

出典:YouTube「Gouki Fishing Channel ※動画は2022年6月中旬の釣行時のもの

緊張感ある中のロッドへの安心感が伝わってはきませんか?

もちろん「剛樹」のロッドである。カラーリングも完全オーダー可能。以下の写真のように、ベースとしては同じロッドでも、カスタマイズされた自分だけの一本を作ることが可能。

今回ご紹介した「Paradox Black MR」はあくまで一例だが、剛樹は素材の独自構成や技術をさらに高め、ルアーロッドの開発も同時進行している。今後の展開もお楽しみに!

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