皆さん、突然ですが「ブライン液」というものをご存知ですか?
「ブライン液」とは、塩と砂糖を一定量に溶かした水のこと。
家庭でも簡単に作れる「ブライン液」ですが、実は魚の切り身など漬けることでより美味しくなる、魔法の水として注目を集めています!
刺身から焼き魚、煮物までなんでも活用できる「ブライン液」
今回紹介する「ブライン液」。
刺身用の切り身を漬けることで臭みが消え、旨味と甘味がアップ。さらに焼き魚や煮魚では、身がふっくらし身にみずみずしさがプラスされる効果があるのだそう。
釣ってきた魚はもちろん、スーパーに売っているような刺身や切り身、冷凍されたものにも活用することができるとのこと!
なぜ、「ブライン液」に漬けると美味しくなるのか?
その秘密は、砂糖と塩、それぞれの特性に隠されています。
まず塩の作用で、刺身の表面をコーティングして旨みを逃さず臭みを消すことができます。さらに砂糖効果で、旨味と甘味、保水力がアップするため刺身ではみずみずしさがアップし、焼き魚・煮魚といった火を通す料理でも身のふっくら感がプラスされるのだそう。
「ブライン液」の使用方法について
以下では記者が実際に「ブライン液」を使った方法について紹介します!
お刺身や握り寿司の場合、切り身を以下の分量で作った「ブライン液」に5~10分ほどつけておけばOK!
つけておく際は氷水や冷蔵庫に入れておくと良いでしょう!
分量 水:100ml 砂糖:10g 塩:10g
着けた切り身は、クッキングペーパーなどでふき取れば完了。あとは盛り付けをして食べればその美味しさに驚くと思います!
ちなみにいろいろ試しましたが、つけすぎると塩と砂糖が身についてしまうのでオススメはしません。厚切りで食べる場合はやや長めの10~15分ほど漬けるのがオススメです。
続いては、焼き魚・煮魚などの火を通す系。
こちらも分量は水多めの水:200ml 砂糖:10g 塩:10gで「ブライン液」を作りましょう。
焼き魚などの場合は約2日間ほど漬けておくのがポイントで、タッパーやジップロックなどに「ブライン液」と魚を入れて、冷蔵庫に保存しておきましょう!
十分に時間がたったら、水分を取って調理すればOK!
「ブライン液」に付けた魚は身がふっくらして、絶妙なおいしさ!
記者もこの「ブライン液」を覚えてから、焼き魚・煮魚をする際は必ず使用しています。ちなみに「ブライン液」は使い捨てなので、都度都度作るようにしましょう。
「ブライン液」を使えば、有名店の海鮮屋さんにも劣らないくらい美味しく召し上がれます!ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?