【約10時間の実釣で、船中1200尾超を達成!】とにかくみんなで数を釣るイベントに参加

樋口 輝(ひぐち ひかる) プロフィール

樋口 輝 Hikaru Higuchi 2022大阪湾タチウオKINGバトル優勝者。テンヤタチウオはもちろん、ゲーム性の高い釣りはオールジャンル楽しむアングラー。テンヤタチウオで得意なスタイルは即掛け

とにかく数を釣り上げる!

皆さん、こんにちは!

シマノモニターの樋口輝です。今回は大阪・泉佐野から出船しているYUMEMARUにお邪魔させていただきました。

YUMEMARUでは、アングラーを楽しませてくれるイベントが度々行われているのですが、今回は「帰れま10(テン)」というイベントです。

内容は、船長が船中の総尾数の目標を掲げ、参加者全員で協力し合って総尾数の達成を目指す。

達成できるまで帰ることは許さないのが、この「帰れま10」というイベントなのです。

集合時間は通常よりも早く、3時半で、出船は4時。港に集まると、歴代KINGやファイナリストの方々が勢揃い。

セミファイナルの練習を意識

メンバーも揃っており、来月にはセミファイナルを控えているため、私もそうですが、練習を意識したアングラーも多かったと思います。

船長に状況を聞くと、「前日洲本沖へ行ったが、状況があまりよくない」とのことで、アカマツに向かうとのこと。

出船から約1時間で、ポイントのアカマツへ到着。水深は75~80m前後。釣りスタートの合図があり、アナウンスで、「本日のノルマは船中1200尾」。

辺りはまだ真っ暗で、しかも風とウネリがあり、よくない状況。

これまでの経験なのですが、深夜の真っ暗の中では、かなり上の水深でアタることが多く、低活性の場面が多いです。

それを考慮し、微速巻きと、ウネリで起こる船の揺れを利用し、ゆっくりとタナを探っていきました。

すると、40mを過ぎた辺りで、小さなアタリ。予想通り活性が低そうなアタリ方なので、本アタリがでるまで追わせてみると、すぐに引き込みバイトが出て、フッキングに成功。釣り上げることができました。

次の投入も、大体35~40mぐらいでアタリがでたので、同じような釣り方で釣り上げているうちに、夜が明けてきました。

モーニングタイムに突入

日が昇ると、タチウオのアタリダナも底の方へ落ちていきますが、段々と活性も上がりだし、モーニングタイムへ。

早めのストップ&ゴーで、高活性タチウオを狙い、掛けていきました。

次第に活性が落ち着いて、アタリはでるのですが、追いが悪くなったりバラシが目立つなど、テクニカルな時間が続きました。

仲乗りさんが途中経過を集計した後に、船長が「残り何尾釣り上げたら終了‼」。しかし、転流の濁りの影響なのか、食いが止まってしまい、ようやく終了の合図。
納竿は15時頃で、長い釣行でしたが、肝心の総尾数は、ノルマを大幅に超えることができ、皆さんご満悦でした。

私の釣果は3ケタを超えて、竿頭も取ることができました。テクニカルな1日と向き合えて、非常に満足な1日でした。

YUMEMARUではいろんなイベントを開催しているので、皆さんもぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょうか!

今回、使用したタックルはこちら!

サーベルマスターエクスチューンテンヤ82H172。

このロッドの特徴は、硬さ故のテンヤへの操作ワーク。9:1調子みたいな操作感で、掛けたら理想通りに曲がる。

薄掛かりした際の、身裂けによるバラシは少なく、この日は潮もややこしかったので、操作感と身裂けバラシ対策にはベストマッチなロッドでした。

ハイシーズンには打って付けのロッドで、竿の選択で9:1か8:2で悩んだ際は、まずこのロッドを使っていただければと思います。

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