【シマノ2025新製品】トラブルレスに自信アリ。「サルベージ ブレード」が大幅に進化したぞ

シマノから2025年発売予定の新製品情報が一部解禁。

解禁されたのは、粒揃いのルアーたち。その中には、シーバスの名作スピンテールジグ「サルベージ ブレード」が進化を遂げた姿も…。

サルベージ ブレード ハイアピール 13g~25g

2025年1月登場予定

出典:シマノ

シーバスをはじめ、海のフィッシュイーターってほんとブレードが好きだよなぁ…と思わしめるスピンテールジグ。

様々なシーズナルパターンやフィールドに対応するルアーとして名高いワケですが、フックトラブル、いわゆる「エビる現象」が生じやすいという弱点があるのもまた事実。着水と同時にラインメンディングを行わないとテーリングが多発…なんてことも。

そんなスピンテールジグの弱点をカバーする、というコンセプトで登場するのがこの新しいサルベージブレード。ボディバランス、ラインアイの位置やフック設定をとことんフィールドで検証、満を持してのリニューアル。

シマノ公式「サルベージ ブレード ハイアピール 13g~25g」詳細ページはこちら

トラブルレスなワケ

①突き詰めたバランス性能

トラブルレスのスピンテールジグを目指してテーリングのメカニズムを研究、最もトラブルが起こりやすい飛行中のリアフックの可動域を抑制するテールアイ周りの形状と、ラインアイと各パーツとの配置バランスを突き詰めたことによって、高いトラブルレス性能の実現に成功。また、フック交換のおこないやすさ、フッキングの良さにも貢献。

②泳ぎの安定性

「サルベージブレードハイアピール」は、スイベルやスプリットリング、フックサイズなどの細かいパーツバランスを最適化することで、ブレードの回転を阻害することなく安定した泳ぎを演出。結果、着水時やフォールからの立ち上がり時にのトラブルを抑制し、スピンテールジグの課題であったトラブルレスと立ち上がり・泳ぎの安定性の両立を実現。

ほかにも、テールアイカバーはリアフックの自由度を抑え、着水後のフォールやリフト&フォールの操作時にリーダーに絡みにくい設計となっている点もトラブルを少なくさせる1つの要因。

デッドスローアプローチ

もう1つの大きな特長がデッドスローアプローチ。

ボディの素材に低比重の金属を採用することで、コンパクトながら低速リトリーブでの水噛みがよく、じっくり見せて、確実に食わせることも可能。

また、ブレードにウロコを模したシマノ独自のホログラムを施し、よりリアルな小魚のきらめきを演出。

サルベージブレード新旧比較表

実際のインプレッション

田上 明茂 氏のケース

スピンテールジグは、特にシーバスが小型のイワシを捕食している時や、マイクロベイトパターンの時に効果的だと感じることが多いです。また私の場合は、釣行スタイルとして流れのあるポイントに狙いを絞って釣行することがよくあります。そこで時には、このルアーを流れの中にキャストしたら、巻かずにラインテンションをかけるだけにして、流れの中でルアーを留めてアピールさせるような使い方もします。この時、ブレードが水を噛んでしっかりとアピールしてくれるので、こうした流れのある場所でじっくりと探れるのも、スピンテールジグならではだと思います。ポイントを選ばず万能に使えるルアーなので、ぜひ身近なポイントでその使いやすさを実感していただきたいですね。

出典:シマノ公式HP

スペック&カラーラインナップ

スペック
品番 カラー タイプ 全長(mm) 重量(g) 飛距離(m) フック 本体価格(円)
JL-X13Y 全7色 シンキング 35 13 55 #14 × 2 1,350円
JL-X25Y Sイワシ シンキング 49 25 73 #12 × 2 1,450円
カラーラインナップ

001 Sイワシ

002 Sボラ

003 STレッドヘッド

004 Sキャンディ

005 マットチャート

006 シルバーフラッシュ

007 ゴールドフラッシュ

タックルボックスに1つは入れておきたいスピンテールジグ。

時合いを逃さないため、無駄な着水・回収を増やさないためにも、エビりに強い「サルベージ ブレード ハイアピール」は強い武器になってくれそうですね。

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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