人気のイシダイとカワハギ釣りをタン能
その美味しさを知ってしまうと、また食べたくなって、行きたくてたまらなくなる釣りがある、それは、兵庫・淡路島、由良の「ハス」だ。
ハスは、淡路島での地方名で、和名は「イシダイ」。
ハスは引きが強烈で、良型が掛かった時のスリルがたまらない。しかも、超と言っても過言ではないくらい美味しいので、ファンが増えているのも納得だ。
今回は、ハスと人気のカワハギをターゲットにしたリレー便で取材を敢行してきた。
乗船したのは、廣田太紀船長が操船する、廣田丸。

▲廣田丸は、廣田太紀船長が操船する船宿。とても親切な船長で物腰が柔らかいため、初めての人でも安心して楽しむことができる。12~1月のハスだけでなく、由良は夏のカワハギ狙いも盛ん。大型が期待できる魅惑のエリアで旬の釣りが楽しめる
ポイントまで40分ほどで到着し、まずはハス狙いで釣り始めた。
ハス狙いのポイントはとても狭く、根が荒いため根掛かりが多いので、底の形状を気にしながら釣らないといけない。
当日は風が強くてやり辛い状況。しかもエサ取りが多く、気付けばエサがなくなっていることが多々。そんな時は、こまめなエサのチェックが大切だ。
エサ取りで大型のカワハギやウマヅラハギ、小ダイなどが上がる中、この釣り初めてのつりそく船釣りクラブの佐野氏の竿に力強いアタリがでた。
穂先が舞い込んだの時に合わせを入れ、やり取り。何度か竿を絞り込むような引きを見せ、海面に見えた白い魚体は、本命のハスだった。

▲ハスを釣り上げた、つりそく船釣りクラブの佐野氏
その後、青山氏がサイズアップのハスをキャッチ。

▲つりそく船釣りクラブの青山氏がサイズアップのハスをキャッチ
さらに左舷トモの人が良型を2尾釣り上げた。
その後、潮が速くなってきて釣り辛くなったので、カワハギ釣りに変更。
ポツポツながらカワハギが上がり、のんびりとカワハギ釣りを楽しんで、土産を確保して納竿となった。
ハス釣りは、来年からは12~1月末までの釣期となる。
脂がたっぷり乗った、美味しいハスを食べてみたい人は、早めの予約がオススメだ。
また、カワハギ釣りはロング期間で楽しめる。肝が入った、由良の美味しいカワハギ釣りもぜひ、楽しんでもらいたい。