若狭湾で獲れるアマダイの一部は「若狭グジ」とブランド化されていますが、中でも、大型で身が厚く、活〆されたモノは「若狭グジ・極」として最高級品に位置付けられています。
そんなアマダイが、ただ今釣れ盛っているのが、福井県小浜沖。
日中の流し釣りで、40cm前後の大型をまじえて船中全員がボーズなしの日もあるとか。
そこで、超高級魚の“若狭グジ・極”を求めて、福井県小浜新港の福丸のアマダイ便に乗船してきました。
超高級魚「若狭グジ・極」が連発!!
小浜新港の福丸では通常、半夜便や夕方便で季節のイカを狙っていますが、今期から本格的に始まったのが1日便での「アマダイ根魚」狙い。
8時出船で、15時頃沖上がりの昼の釣りです。
いざ、アマダイ狙いの出船が始まると、その釣れっぷりも凄いものでした。
海況によるムラはあったものの、よい人は2ケタ超の爆釣もチラホラ。
そして注目すべきは、そのサイズです。30cm超はもちろん、名物「若狭グジ」に例えれば、40cm前後の「極」ランクの大型が、船中ではコンスタントにまじる驚愕の釣果です。
当日も、出船前から否が応にも乗船者の期待は高まりました。
水深100mラインで流し釣り開始。

▲冠島が遠くに見える小浜沖のポイント
すると、いきなり電動リールの音が鳴り響きました。
トモで2人が竿を曲げています。
左舷はレンコダイでしたが、右舷では本命のアマダイ。

▲船中ファーストヒットはレンコダイ
「極」とは行かないまでも、30cm級の良型でした。

▲レンコダイとほとんど同時に上がったのは、船中で1尾目のアマダイ
朝のうちは、レンコダイやカイワリ、アオハタなどのゲストが活発でしたが、アマダイは群れている場所があるようで、1尾釣れれば、連発することもしばしば。

▲レンコダイは入れ食いだった

▲型のよいカイワリも数尾まじった

▲アオハタとレンコダイのダブルも

▲40cmオーバーの大型アオハタも釣れる

▲イトヨリも釣れていた
左舷トモで35cmオーバーの立派な若狭グジが上がると、今度は胴の間の女性アングラーにもレンコダイとのダブルで本命がヒット。

▲35cmオーバーの立派な若狭グジ

▲女性アングラーはアマダイとレンコダイのダブル、ここから快進撃が始まった
タイラバで釣る人も、狙いのアマダイをゲットしていました。

▲タイラバでも狙える
やがて右舷では、ついに待望の「極」クラスが2尾続けて登場。

▲体高と厚みがある美味しそうな「若狭グジ・極」クラスの大型アマダイ

▲船中最長寸タイの44cmの「若狭グジ・極」クラス
船内は一気に活気付きました。
後半、圧巻だったのが紅一点の女性アングラー。
底を小突いて、スーッと誘い上げると、モゾモゾときたアタリを掛け合わせて上げてきたのは、「若狭グジ・極」と呼べる、44cmの超大型です。

▲44cmの「若狭グジ・極」クラスに笑顔の女性アングラー
この後、42cmも追加して、納竿までに35~44cmの型揃いのアマダイを5尾上げて竿頭。

▲大型の「若狭グジ・極」クラス連発に笑いが止まらない
この日はアマダイを、船中1人1~5尾と全員が本命ボーズなし。これに、アオハタ、イトヨリ、カイワリとレンコダイ多数で全員が土産十分の釣果。大満足の納竿となりました。
超高級ブランド魚、「若狭グジ・極」を狙いたいなら、絶好機を迎えている小浜沖へ今すぐ出掛けましょう。