高槻 慧(たかつき さとし) プロフィール
近年、注目のエリアと言えば、伊勢湾。中でも、伊良湖水道は潮通しがよく、地形変化に富んでいて、タチウオが集まる絶好ポイントです。
昨年初めて訪れてから、このエリアが大好きになり、今年は5回も行っているほど、魅力的なエリアです。
伊良湖水道 爆釣パターン
10月には土曜日に黒木淳氏主催「東海タチウオテンヤパーティー2024」、日曜日は、三石忍さんこと、忍ねーさんと私の主催「抜刀タチウオパーティーin伊勢湾師崎」と、2日続けてのイベントを開催。
各地からテンヤフリークが集まり、両日とも大盛会で、伊勢湾の盛り上がりを感じました。
さて、今回は土曜日のイベントで大爆釣した「伊勢湾での数釣り攻略」について紹介します。
朝イチから超高活性なので、エサ持ち重視のサンマオンリーで臨みます。
指示ダナは50~70mですが、上は30m台までアタリがあるので、可能な限り上のタナを見付けて、1番仕事の早い誘いと掛け方を見付けるのがコツ。こういった超高活性時は、高速のストップ&ゴーでアタリをだして、そのまま高速巻き掛けで掛けていく「高速巻きと止めだけ」の、簡単な釣法がオススメ。
ガンガン追うヤル気のある個体だけが食ってくれるので、アタリもよく、深く噛んでくれるので、バラシはほぼなしで、手返しもかなり早いのです。
中盤から徐々に活性も落ち着いてきて、低活性に。
こういった場合には、東京湾流のエレキテルノンストップバイブレーション(電動微速6前後で、ひたすら叩き続けるだけなので、こちらも簡単な釣法)が、伊勢湾エリアでも効果大。
こちらもアタリが早くでて、オートマチックに掛かるし、再現性が高くて、コンスタントに釣れるんです。
結果、94尾と数釣り部門1位の結果だったので、文句なしに高活性時も低活性時も「ハマった」釣法を見付けられました。
型狙いが注目されがちですが、数釣りもバッチリ楽しめる大注目エリアです!
50号指定の時は単体派?増しオモリ派?
数狙いに絞って、タングステン40号+増しオモリ10号を試してみました。
高活性の時は、シルエットが大きい50号の鉛テンヤの方がアタリが早かったのですが、低活性の時は、TGに増しオモリでシルエットを小さくする方が効果あり!
伊勢湾でも、TGと増しオモリを忍ばせておくとよいと思います。