晩秋の日本海の夜釣りと言えば、「タルイカジギング」は外せない釣りの1つ。
イカメタルのマイカシーズンが終息し、ヤリイカが釣れ出すまでのこの時期、タルイカが狙えます。
タルイカは「モンスタースクイッド」とも呼ばれるように、マイカやヤリイカなどに比べて大型のイカ。やや小ぶりが多いと言われる今シーズンでも、アベレージは5~8kg、大きいモノでは10kgを優に超え、15kg前後の超大型も狙えます。
そんなタルイカ、メインはタルイカ用ジグを使用したタルイカジギングで狙いますが、そのメッカの敦賀沖では、先日にも爆釣デーが到来。
船中2ケタ釣果の大釣りが出ました。
釣り開始から納竿までコンスタントにヒット!
タルイカジギングのパイオニア的な釣り船、敦賀・色浜の竹宝丸では、敦賀沖での「Xデーの第2弾」とも言える釣果に恵まれたのが、11月25日。
この日は5~8kgを主体に最大11kg級もまじって、開始直後からタルイカのアタリがあり、納竿時間までずっとコンスタントにヒットしていました。
その釣果の一部がこちら↓
どれも型揃いのビッグなサイズです。
船長に聞けば、ダブルヒットやトリプルヒットも多くあり、この日はトータルで船中15ハイ。
取り込めない大型バラシも3、4回あったようで、さらなる大型の気配もムンムンです。
今期のタルイカ傾向
竹宝丸の竹腰船長に話を聞けば、「今期のタルイカは例年以上に群れが濃い様子。ただ、水温が例年より高かったからか育ちが遅いようで、個体は大きいモノと小さいモノの差が極端で、全体のアベレージは今のところは小さめ」とのこと。
これから成長してくれば、全体のアベレージも10kg前後の大型揃いに期待できそうです。
タナは日により異なりますが、今期は深いと100mほど、浅いと40~50mぐらいが多いそうです。
タルイカは例年なら、年明けの水温が大きく下がる頃までは十分狙えます。
イカの気配が濃い今期は、これからサイズアップしたタルイカのXデーが第3弾、第4弾と訪れると思います。
冬場はシケで出船日が限られますが、出船できる日は大きなチャンス。
ぜひ敦賀沖で絶好シーズンのタルイカを狙ってみてください。