
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
我々は日々メーカーとして全国を釣り歩く訳なんですが、地方により、同じ魚種でも釣り方はさまざま。
例えば、今年日本海側で火がついているオモリグブームも、九州ではまだそこまで流行の兆しは見えないんですね。
同じ日本なのに不思議。
しかし、そうなるとメーカーとしては逆に燃えるわ訳で(笑)、「ヨシ、九州でオモリグを使い、爆釣してやろうじゃないか!」と言う訳で行ってきました、福岡県糸島市。
お世話になったのは、勝吉丸。船も新しくなり、大型で快適です。
また、吉村船長は本当に優しい人柄なので、初めて遠征する方へもオススメします。
港から1時間走り、ポイントへ到着。
関西エリアの日本海なら、今年は乗船者のほとんどがオモリグタックルを所持していますが、今回の釣行では、我々だけでした。
使用したタックルは、2020年新モデルのロッド・UMV622とUMV723。
これにリールはシマノ4000番クラス、ラインはPE0.6号、リーダーにはフロロ3号をセット。オモリ20号、エギ1.8号を選択し、さっそく実釣開始。

良型のケンサキイカがヒット
ライトが点灯し2時間が経過した頃、ドスンとエギをひったくる強烈なアタリ。
慎重に巻き上げると、九州1発目のオモリグでのケンサキイカをゲット♪ しかも、やはりグッドサイズ!
オモリグの魅力は、比較的釣れるサイズがよいこと。
オモリからエギまでのラインの長さは、半ヒロあれば十分です。
この方がキャストもしやすく、取り回しも楽ちんです。
さぁ、ここから同船のイカメタルアングラーはポツポツヒットしていますが、我々オモリグ部隊はワンキャスト、ワンヒットで、怒涛のグッドサイズを連発!
水深が70mと少し深いので手返しは悪かったのですが、この日は特にイカが浮いてこなかったため、どちらにしてもボトム付近を広範囲に探れるオモリグに勝負あり。
あまりの連発ぶりに、それを見ていた後ろのアングラーも、たまらずオモリグのやり方を聞きにこられました。

オモリグのオモリをスッテにかえるとダブルヒットも

ゼロドラゴン代表の長崎氏にもダブルヒット
ちなみに、根掛かりが少ないポイントは、オモリを鉛スッテにかえるとダブルも狙えます!
よい意味で差が出た今回の釣行でした。
さて、九州でこのオモリグが流行るか、流行らないか。
運命はこの記事をご覧になった皆さんにかかっています(笑)。
ぜひ、九州でイカ釣りをする際は、オモリグを忘れないでくださいね!