12月8日、大阪・泉佐野にて「大阪湾タチウオKINGバトル2024ファイナル」が開催されました。
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予選回数87回、のべ参加者数約1000人の頂点を決するこの大会に参加したのは、セミファイナルを勝ち抜いた18人と、昨年優勝者でシードの小牟田俊寿氏の19人。昨年、一昨年とセミファイナル、ファイナルには長寸制限のルール変更がありましたが、本大会からはその制限を撤廃し、従来の数釣り勝負に。各選手、どのような戦略で挑むのか、注目が集まりました。
当日の天候は風が強く、競技時間の変更があり、12時試合終了と、1時間前倒しで進行しました。釣座は受付時の抽選で前半、後半が決定。上丸に乗り込み、6時頃に出船し、ポイントの洲本沖に到着した8時頃にスタートフィッシングとなりました。
水深は100m前後と深場のポイント。序盤からタチウオの活性が高く、いかに取りこぼしなく、朝の時合を釣っていきたい選手たちは、淡々とタチウオを釣り上げていきました。
ただ、そんな選手たちを悩ませたのは、当日の天候。終始風が強く、釣り辛い状況。また、時間帯や流すポイントにより、誘いのバリエーションやテンヤカラーのセレクトも釣果を確実に上げていく上では、必要不可欠でした。
10時の席がえ後の後半は、水深130m以深のディープエリアへ。さらにタチウオの活性も上がり、ここからスパートをかける選手たち。納竿時間の12時まで高活性な状態が続き、本当に誰が勝つか最後まで分からない状況でした。
12時となり、ストップフィッシング。クーラーボックスに封をして、帰港後に桟橋で、選手自らが数えるスタイルでの検量となりました。
結果、3位には念願の初ファイナルで表彰台に上がった毛利直樹氏。準優勝には、初参戦、初入賞のホープ・森友景太郎氏。優勝は、2023年にテンヤタチウオを始め、予選に初参戦。2024年、自身も驚きの頂点に立った坂匠氏。12代目KINGの座に輝きました。
参加していただいた釣り人の皆様、予選参加船宿様、協賛メーカー各社様に心より御礼申し上げます。2025年の大阪湾タチウオKINGバトルにもご期待ください。
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