脂の乗った魚でやれば、それはもう美味! いろんな魚で試したい「アカハタの旨みそ焼き」

櫻井あこ(Ako Sakurai) プロフィール

オフショアからショアまで、あらゆるスタイルの釣りを楽しむ釣りガール。特に好きな釣りは、エギングやイカメタルゲームなどイカ系の釣り。また、釣魚料理が得意で、いろんなジャンル、お手軽系から本格派レシピまでこなす。旬の魚を使った魅力いっぱいのレシピを紹介する、週刊釣場速報「あこちゃんの釣魚メシ」連載中

ALOHA〜! 櫻井あこです。やっと秋めいてきたかと思ったら、もう冬の訪れで、朝お布団から出るのが、億劫になってきました(笑)。でも、朝日を浴びながらハーッと白い息を吐くと、「冬が来たなぁ〜」と季節の移ろいを感じて、心はホッコリするから不思議です。そして寒くなるにつれ、カワハギやブリなど、脂が乗って旨味が増すターゲットがたくさんあるので、釣るのも食べるのも今から楽しみが増し増しで、ソワソワ、ウキウキしています♪

アカハタの旨みそ焼き

さて、今月はアカハタに甘い味噌を塗って、グリルで香ばしく焼いた、ご飯にもお酒にもよく合う、ひと品を紹介します。

切り身に合わせておいた味噌を塗って、魚焼きグリルで焼くだけなので、とても簡単にできます。ただ、魚焼きグリルは焦げやすいので、焼き加減を確認しながら、焼くことをオススメします。また、焼き網の上に、焼き面がシリコーンなどでコーティングされた市販のくっ付かないホイルを敷くと、網にくっ付かずに、グリルも汚れずキレイに焼けますよ。使う味噌は、米や大豆や麦などの合わせ味噌が、甘味と辛味のバランスがよくオススメです。

アカハタなどのハタ系は身に水分が少ないので、そのまま味噌を塗ってもOKですが、水分の多いマダイやタラなどで作る場合は、身に塩を振って、しばらく置いて出てきた水分を拭き取ってから味噌を塗ってください。簡単で、とっても美味しい「旨みそ焼き」。ぜひ、いろんな魚種でお試しください♪

〈材料〉

アカハタ 1尾
★合わせ味噌 80g
★甜菜糖(砂糖) 大さじ2.5
★酒 大さじ2
小松菜 2株ぐらい
炒りごま 適量
しょう油 適量

【作り方】

①アカハタのウロコと内臓を取り除き、3枚におろして腹骨をすけば、表面の水分をキッチンペーパーで抑えてから3、4等分に切り分ける。
※皮目に切り込みを入れると、反り返らずに、見た目がキレイに焼けます。今回、私は忘れてしまいました(笑)。

②★の調味料をよくまぜ合わせて、①の切り身に満遍なく塗り付け、30分ほど置いておく。

③小松菜はサッと茹でて水に取り、しっかりと水気を絞ってから3~4cm幅に切って、炒りごまとしょう油で和えておく。

④魚焼きグリルの網に、“くっ付かないホイル”を敷いてから、②のアカハタを並べて、弱火でこんがりと焼き色が付くまで焼く。

⑤皿に盛り付け、③の小松菜を添えて、でき上がり。中骨に気を付けて、熱々を召し上がれ♪

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