【初釣りはテンヤタチウオ】1月2日大潮という日を楽しむ

新年あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

釣り人にとって、釣り納めと初釣りは特別ですよね。

特に、初釣りは新しい1年を占う意味もあって、初物をゲットしておきたいところ。

かく言う記者は、ここ数年は1月2日に大阪湾・テンヤタチウオ釣りに出掛けていますが、2025年も行ってきました。

大阪・泉佐野の上丸さん。超快適な大型船で、テンヤタチウオにはこだわりの強い船宿さんです。

上丸の詳しい情報を見る

2025年1月2日が、毎年上丸さんの初出船。

毎年、シマノインストラクターの立野義昭さんが釣り仲間に声を掛けて、新年を祝う釣行会を開催されます。記者はここ数年、これに参加させてもらっています。

立野義昭さん。見事、良型をキャッチ!

で、気になるのはタチウオの状況だと思いますが、これがまた2025年の初出船の日は大潮。水温もどんどん下がってきて、最盛期の秋と比較すると、タチウオ自体の活性も低くなりつつあるのですが、それに加えて大潮という釣り辛い日にぶち当たり、凄腕のテンヤラバーでさえ、「今日は厳しいでしょうね」と口を揃えて言っていました。

で、毎回釣りをする前に目標設定をする記者。今回の目標は「ボーズでないこと」。

何が何でも1尾は釣ると決めて臨みました。

釣座は佳世船長の指定。記者は左舷のミヨシ寄りの胴の間。お隣は、大阪湾タチウオKINGバトルファイナルのセミファイナル常連の、瀧本直さんと深田健之さんでした。

堂原麻美さんも、大阪湾タチウオKINGバトル2024のセミファイナリスト

これは好都合と、完全にパターンを教えてもらうことに(笑)。タナも共有してくださるので、確実に釣果に近くなります。

しかし、手ごわい大潮。複雑な潮流も相まってオマツリも多く、なかなか釣りにならない場面もありました。

実は年末の12月29日にもテンヤタチウオ釣りに出掛けていた記者は、上手な人のヒットパターンを教えてもらっていました。誘いは優しく、きっちりと止めを意識すること。そして、夜光を嫌う傾向があったので、ノングローを使うこと。

でも、これが初釣りの日に合うかといえば、ぴったり正解ではないようでした。

なぜなら、当日はきつめの濁りが入っており、テンヤをアピールさせる必要があったから。実際、ミヨシでトップ釣果を叩き出していた、金森夫婦がそうでした。

ダイワフィールドテスターで大阪湾タチウオKINGバトルファイナリストの金森聡さん

出船してからポイントに到着するまでのキャビンの中で、金森麻希子さんとお話していたのですが、この日の目標は「とりあえず20尾」。さすが…。まだ1尾も釣れていない記者を心配して、アドバイスもくださいました。

金森麻希子さん。夫婦揃ってトップ釣果…すごいです

で、ようやく記者に1尾目がきました!水深80mで、底から優しく誘い上げてきて、68mぐらいで当たり、5mほど追わせて、ここかなと言うタイミングで合わせると、フッキングに成功。気持ち良かったー。

その数分後にもう1尾掛けて、もう記者的には満足の境地(笑)。

満面の笑みの記者

ラッシュのタイミングが数度あって、その時にしっかりと釣っていれば、もう少し数を伸ばせたかな、というのが反省点でしたが、目標は達成して、新年早々縁起がよかったです。

あっと言う間に納竿時間となりました。

そして、新年釣行恒例の、村上船長からのマダイのお年玉!

納竿後に大阪小島の小島養魚場へ船を着けて、活き〆してもらったマダイが配られるという、なんとも粋な計らい。ありがとうございます!

と言うことで、たとえ状況がよくなくても、釣る人は釣る、釣れない人も目標は達成できる、1年の幕開けにふさわしいテンヤタチウオ。

潮回りも変われば、タチウオの活性も上がり、さらに初物ゲットのチャンスは増えます。初釣りがまだの人は、ぜひ大阪湾テンヤタチウオにお出掛けになってみてはいかがでしょうか!

 

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