第一精工から、今年も注目の新製品が発表されました。
ギチギチワインダーSP
「ギチギチワインダーSP」。
昨年「カチカチテンショナー」、「ガッチリールシート」といった糸巻き系アイテムが登場し、大人気をなっていました。
今年2025年も、さらにパワーアップした糸巻き系アイテムの登場です。
まず使い方としては、この「ギチギチワインダーSP」にはスプール単体をセットして使います。接触部分はラバー素材を採用しており、スプールへのキズや滑りを防いでくれる仕様です。
そして、巻き取りは…
電動ドライバーを使用するシステムとなっています。その詳細については、後ほど。
大型スピニングリールに数百mのラインを巻くのに、電動のチカラを使ってラクに巻き取ることができるという仕様となっています。
さらにガイドローラーが搭載され、巻き取りながらスライドさせることで均一に仕上がります。キャスティングでは特にライントラブルの原因ともなるので、キレイに巻き取ることがマストですよね。
このアイテムは、やはりテンションを掛けながら巻き取ることを目的にしているため、この相方として「カチカチテンショナー」は必要でしょう。
さらに「高速リサイクラー2.0」とのトリオとなれば、最高峰のラインメンテナンス基地となるに違いありません。
なぜ「ギチギチワインダーSP」が生まれたのか
構想として以前からあったそうなんですが、「ギチギチワインダーSP」が誕生したのには、とあるアイテムに改善点があったからだとか。
それは昨年に登場した「ガッチリールシート」。
大型スピニングリールで巻き取る際、スプールの径が大きいため、テンションを掛けながらだとガタガタと左右にブレるんだそう。
巻き取れないということではないのですが、余計にチカラが必要であったり、巻き取りにムラが出たりと改善したい点が表れてきたんだとか。
そこでベイトリールを同じように横方向で巻き取れるよう、「ギチギチワインダーSP」が開発されたんだそう。
スペック&注意点
まずは本体のスペックを紹介。
サイズ | 重量 | クランプ取り付け幅 | ボールベアリング数 | 価格(税込) |
265mm×135mm×255mm | 1466g | 43mm | 4 | 24,200円 |
■対応スプールサイズ
#4000クラス~#30000クラス(外径Φ100mm以下、スプールスカート部内径:Φ45mm~Φ90mm)
特殊な形のスプールでは対応できない場合があるとのこと。
■対応電動ドライバー
「六角軸6.35mmスリーブタイプ」「3爪ドリルチャックタイプ」
トルク20N・m以上を安定して出力できるもの(ラインテンション10kgの場合)
※使用条件によっては電力消費が激しいため、「コード式」もしくは「18v 6.0Ah」等の大容量バッテリー電動ドライバーでのご使用を推奨。
つまり、高テンションで巻き取るため、パワーと電力量が必要となってきます。充電タイプだと、バッテリー不足になることがあり再充電が必要となるケースも。
ご注意
●使用中はスプールやラインには触れないでください。怪我をする恐れがあります。
●ライントラブルやおもわぬ怪我に繋がる恐れがある為、急回転など“急”の付く動作は行わないでください。
●スプール取り付けネジは過度に締めすぎないようにしてください。
スプールの変形、キズ、破損等に繋がる恐れがあります。なお、スプールに問題が生じた場合でも保証は致しかねます。
●スプールによってはご使用頂けない場合があります。
●テーブル等に取り付けた場合、ラバーの跡が残ることがありますのでご注意ください。
●クランプネジやスプール取り付けネジは振動や動作で緩むことがあります。
締め付けられているか時々確認してください。
●金属部分についてはサビ防止の為、使用後、特に水分に触れた場合は、すぐに乾いた布で拭き取り、薄く油を塗布した後保管してください。
●インパクトドライバーでは使用しないでください。
●本品を使用し万が一、電動ドライバーにトラブルが生じた場合でも保証は致しかねます。
以上が第一精工の新製品「ギチギチワインダーSP」の紹介となります。
少し長くなりましたが、実はまだまだ書ききれていないこともあって、それはまた次回、それぞれにフォーカスを当てて紹介したいと思います!
第一精工公式「ギチギチワインダーSP」の詳細ページはこちら
第一精工の紹介動画もぜひチェック