エサ要らずで、簡単お手軽!!【リールを巻くだけでマダイが釣れちゃう】“サビキマダイのハウツー”&オススメ船宿を紹介

例年、年の瀬を迎える頃から好シーズンに突入する釣りの1つが、瀬戸内・小豆島周辺のサビキマダイ。

エサが不要で、ビニールなどのギジが付いた仕かけを、指示ダナまで巻き上げるだけで、美味なマダイが釣れるこの釣りは、春までのロングランで楽しめます。

また、針数が多いので、時にはマダイが鈴なりで釣れることも。

ここでは、初めてでもチャレンジしやすい「サビキマダイ」釣りで、知っておきたい基本的なことを紹介します。

タダ巻くだけでマダイが鈴なり状態も!! 姫路発、小豆島周辺のサビキマダイ

釣り場:小豆島沖で食べ頃サイズのマダイが数釣れる!!

小豆島周辺のサビキマダイは、例年12月頃から3月末までがハイシーズン。小豆島の周囲一帯沖が好場ですが、姫路発の船は東海岸沖をメインに狙うことが多いです。

▲小豆島の東海岸沖のポイント。好場だけに多くの遊漁船が集まる

釣れるマダイのアベレージサイズは30cm前後から45cmで、シーズンが進んでイカナゴが流れ始めると、50cm級や60cm級もよくまじるようになり、数もよい人20尾オーバーの大釣りもあります。

サビキマダイに出船している船長に聞けば、今期はすでに良型も上がっており、50cm級もチラホラまじっているそうです。

ほかに、メバルやスズキ、青物も釣れます。

タックル&仕かけ:専用竿にカウンター付き両軸受けリールが便利

竿は、専用竿やタイラバ用でもOK。合わせずに食い込ませる釣りなので、調子はアタリを弾かずに柔軟に付いていく73調子がオススメ。

仕かけは長めなので、長さは2.4~3.6mが使いやすいです。

リールは、カウンター付きなら手巻きでも、小型電動でも、どちらでもよいです。

また、誘い上げて下ろす、チョクリの誘いを織りまぜる釣りも展開する人は、5m前後の長めの中通し竿を使う人もいます。

▲チョクリでは中通し竿がトラブルなく、広く探れて便利

ラインはPE1号程度、オモリは船により30~40号を船内で統一して使用します。

船宿オリジナル仕かけの使用が◎

サビキマダイの仕かけは、各社から発売されていますが、各船にはオリジナル仕かけが完備されていることがほとんどです。

これらは、実釣を踏まえて、ギジのカラーや長さ、仕かけの太さやエダ間、エダ、針など、船長のコダワリが入った仕かけなので、慣れないうちは船宿で販売しているオリジナル仕かけを使用するのが、釣果への近道です。

▲全長約15m8本針のオリジナル仕かけの一例

サビキマダイの仕かけは、全長が15m前後と長く、針数も7、8本と多い仕様がメインなので、仕かけを絡ませずに捌きよく釣るのも、短い時合で釣果を上げるためのキモとなります。

▲船には仕かけを捌きやすいように仕かけマットとハリス入れが装備されている

釣り方:底から指示ダナ間を巻くだけ

基本的な釣り方は、大きく分けて2種類ありますが、メインとなるのは「タダ巻き」。

文字通り、リールを巻くだけと、ビギナーでも簡単にできます。

ポイントに着けば、船長から都度タナが指示されるので、底まで仕かけを下ろして、指示された分だけ巻き上げるとよいです。

巻き速度は、超スローから早巻きまで、ベストな速度を探しましょう。

▲巻き速度は、その時の状況に合わせる必要があるが、基本はタダ巻くだけ

そして、アタリがあっても合わせずに、そのまま巻くだけ。

慣れないうちは、合わせると、スッポ抜けでバラすことも多いので、引き込んでも慌てずに、そのまま巻き上げましょう。

状況によっては、タナがベタ底付近の時もあるので、その場合は着底で下に構えた竿を大きく起こして誘い上げ、フォールさせる釣り方も有効です。

▲底ベタやタナが狭い時は、竿の上げ下げで誘うのも有効なワザ

マダイは引きが強い魚ですが、根に走る魚ではないので、釣り開始時にドラグ調整をしっかりしておけば、比較的取り込みやすい魚です。

やり取り時は焦らずに落ち着いて、強引を楽しみましょう。

瀬戸内・小豆島周辺のサビキマダイは、まだ開幕したばかりですが、すでに各船ともに釣果は上々。

エサ要らずで、タダ巻くだけでマダイが釣れるので、誰でもお気軽にチャレンジできますよ!

姫路発、小豆島周辺へサビキマダイ釣りに出船のオススメの船宿は以下↓

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