先日、みなとみらい・パシフィコ横浜で開催された「釣りフェス2025」。過去最高の出展者数で開催され、会場内は新製品の情報や、限定アイテムへの期待と高揚感を抱いたアングラーで賑わいを見せた。
中でも船釣りアングラーの注目を集めていたのが、今年初出展した「SHACHI」のブース。
ものづくり王国「愛知」からすべての海へ。
SHACHI FISHING GEARは、釣りをこよなく愛する社長が営む愛知県の町工場から誕生しました。
自身の経験から生まれたSHACHIの釣具は、ものづくりのプロとしての品質に加え、釣り人目線での製品開発を特徴としています。
職人技が織り成す「Made in Japan Quality」をぜひ体感してください。
SHACHIブースで展示されていたアイテムの中で、ひと際目を惹いていたのが「挟神(KYOHJIN)」という竿受けなのだが、既存の竿受けにはない機能を有しており、今後のオフショアシーンがより快適になるアイテムだったので紹介したい。
アダプター不要であらゆるタックルを装着できる竿受け
「どんなタックルでもすぐに脱着が可能な竿受けが欲しい。」
長きにわたって船釣りを楽しんでいるアングラーであれば、一度は歯がゆく感じたことがあるのではないだろうか。
例えばタチウオ船に乗船した時。テンビン、テンヤ、ジギングと狙い方が多数ある場合、その釣り方に合ったタックルを用意するアングラーも多いだろう。その際、全てのタックルに竿受けに接続するためのアダプターを付け替えるのは、中々に手間で面倒。
「挟神(KYOHJIN)」の最大と特長は、アダプターレスの“ワンタッチクランプ構造”を採用していること。
ラチェット式クランプにより、適合竿径の範囲であればどんな竿でもワンタッチで脱着が可能。つまり、竿の持ち替えに器具の取り換えが不要となる。また、対応するロッドの太さも幅広く、近年主流となっている、細身軽量なブランクス径にも対応。
また、取り外す際もヘッド部のレバーを下に押し込むだけで取り外しができる、ワンタッチ仕様で手返しもよい。
そのほか、リールの自重による回転を防ぐ“リールストッパー”や、カムレバー方式による無段階の首振り機能など、痒いところに手が届く新感覚の竿受けとなっている。
大物を掛け取り込みの型に移行した際、アダプター部が上手く接続出来ずにいると急に魚が潜り込み、ロッドがポッキリと折れ、そのまま魚が海に帰ってしまった。
この悔しい出来事が開発のきっかけになったと、代表取締役の竹田 敏彦氏は話す。
竹田氏「最初は作ろうなんて全く思っていませんでした。でも、市場を探しても、この悔しい思いをしなくて済むアイテムが見つからなかったんです。だから、『自分で作ってみよう』と思ったのがきっかけです(笑)。」
『この世の未だ見ぬ ”欲しい” を、かたちに。』
まさにSHACHIのコンセプト通りの「挟神」が、竿受けの脱アダプター時代を作り出すのもそう遠くないのかもしれない。
フィッシングショーOSAKAにも出展予定
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一度見て、触ってみたいアングラーは、2月1、2日に開催される「フィッシングショーOSAKA 2025」にも出展予定となっているで、ぜひ触ってみてはいかがだろうか。
また、「挟神」は大手通販サイトAmazonでも購入が可能。気になった方はぜひチェックしてみて欲しい。