関西勢が気になる、あの質問!「東京湾にテンヤタチウオ遠征行くなら、いつがイイの?」

寄稿:高槻慧

高槻 慧(たかつき さとし) プロフィール

小学生でバスフィッシングを始め、今では沖釣りにハマり、タチウオ、マルイカ、カワハギなど、東京湾を中心としたテクニカル系の釣り物を得意とするダイワフィールドスタッフ。「釣りは魚を釣ることじゃない、魚釣りを楽しむことだ」をモットーに釣りの楽しさを伝える若き名手。東京湾でのテンヤタチウオ釣りをけん引する名手の一人で、「ノンストップ・バイブレーション釣法」の開発者。2020大阪湾タチウオKINGバトルのセミファイナリスト・同2021のファイナリスト

東京湾にテンヤタチウオ遠征行くなら、いつ?

関西の方に、1番聞かれるのが「東京湾にテンヤタチウオ遠征に行くなら、いつがイイの?」という質問。

せっかく遠征に来ていただくからには、数も型も釣れるシーズンに、思いっきり楽しんでほしい!と言うことで、今回は「東京湾は、この時期に来て!」を紹介したいと思います。

年末年始前後が激アツ

ダントツにオススメなのは、ズバリ、年末年始前後。数、型ともに最高に楽しめます(もう過ぎちゃっているから、1年後ですが…笑)。

12月下旬からタチウオの声が聞こえ始めてから1月上旬までの期間、なぜか? 毎年大爆釣するんです。

今年もかなり盛り上がっていて、数はトップで40~50尾。

サイズは、大中小まじりですが、120cmオーバーが数尾まじるんですから、大型クーラーがパンパン!

今年含め、ここ3年間は、ずっと同じ状況なので、来年も期待してよいと思います。

ただ、短い期間なので、狙うならピンポイントに「1月1週目」がオススメ。

5月下旬~8月もオススメ

次にオススメなのは、5月下旬~8月の梅雨から真夏にかけて。

夏タチと聞くと、小さいイメージがあるかもしれませんが、テンヤに食ってくるサイズは、大中小まじりなので、100~120cmサイズは数尾釣れるはハズです。

数はトップで20~30尾。期間が長く、遠征の計画を立てやすいのもオススメできる点です。

9~11月はよくも悪くもないですし、大阪湾が本格シーズンなので置いておいて…。

激ムズのテクニカルシーズンは2~4月

逆に、かなり難しくなるのが、2~4月。数は1ケタ台がほとんどで、かなりテクニカルな状況になります(個人的には、このシーズンが1番攻略しがいがあって、好きですが)。

「遠征してでも、激ムズ攻略を楽しみたい」と言うマニアの方、ぜひこの期間にお越しください(笑)。

東京湾では、通年タチウオ船が出船しているので、いつ来てもテンヤ釣りが楽しめるんですけどね。

ただ、自然相手ですので、あくまで私の予想とオススメになりますが、これを参考に、ぜひベストなシーズンに、東京湾に遊びに来ていただければと思います!

東京湾のポイントってどこ?

シーズン問わず、神奈川・観音崎から走水沖がメインのポイント。指示ダナは50~60m前後が多いです。

東京湾に面する東京、神奈川、千葉のどの船から出ても、大体はここに集まり、船団ができます。

ベイトを追って浅場に向かうタイミングでは、水深20~30mの本牧沖や木更津沖、第二海堡沖など、短い期間で盛り上がるポイントもあります。

過去には、東京湾の最奥、ディズニーランド前でやっていたこともあるんですよ!

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