【仕かけが合う、合わないで釣果がガラリと変わる!】ベテランも心酔する「サビキマダイのご当地仕かけ」を紹介。変えた途端にマダイがズラズラっと4連も!

魚釣りは、ターゲット毎に仕かけが異なるのは、ご存じの通り。

そして、人気ターゲットや釣り方であればあるほど、その種類は多いモノです。

先日取材に出掛けた、瀬戸内・小豆島周辺のサビキマダイもそうでした。

槙龍丸の「サビキマダイ」オリジナル仕かけ

当日は姫路港の槙龍丸に乗船。常連が大半でしたが、中には初めての人も。そんな中、常連は皆が船のオリジナル仕かけを購入しています。

「サビキマダイ」と言えば、この小豆島周辺だけでなく、明石や鳴門などでも行われる人気の釣りで、釣具店には各社から発売された仕かけが多数並んでいますが、「毎週通っている」という常連も船内常備のオリジナル仕かけ一択だそうです。

もちろん、仕様や号数はいくつか種類がありますが、それらは船長がその時に合った仕かけを渡してくれます。

当日渡された、その仕かけがこちら↓

船長たちが長年に渡って実釣した実績や経験を元に、作り上げた仕かけで、姫路周辺のサビキマダイで出船する船では、各船それぞれのオリジナルの工夫がされているようです。

そして、いざ実釣。

前半は潮が芳しくなかったのか、マダイの活性が上がらなかったのか、船中でアタリがない状態が続いていましたが、後半戦の潮止まり前に一気に活性が上がりました。

オリジナル仕かけを使用するベテラン2人が同時にヒット。

しかも1人はマダイのダブル、もう1人はマダイのダブルにハネ1尾とトリプルです!

▲マダイ2尾とスズキ1尾のトリプルで上げた釣り人。残りのマダイ1尾は持てず、マダイとスズキ1尾ずつを手に

そこからは怒涛のマダイラッシュ!

オリジナル仕かけを使う人たちに、次々とヒットしていました。

▲ダブルで型揃いのマダイをゲット

▲50cm級の良型も

持参の仕かけから、船内オリジナル仕かけに変えた途端に…

そして、持参の仕かけを使用していた人も、同行していた釣友のアドバイスで、船内オリジナル仕かけに変更。

すると、その1投目に、アタリがでて、「重い! 巻かれへん!」と言いながら懸命にやり取りをしています。

そして、上がってきたのがこちら↓

▲当日最高の4連で上げた釣り人

ナント、8本針に35~40cm級の型揃いのマダイがズラズラっと4連!!

圧巻でした。

当然、潮の状況や活性の上がったタイミングなど、いろいろな要素はあると思いますが、この日のこのタイミングはオリジナル仕かけがバッチリとハマったようです。

で、船内全員がその仕かけに揃うと、時合とも重なって見事に全員安打!

最終的に、マダイの30~50cmを1人3~11尾! よい人は2ケタの好釣果に恵まれました。

ちなみに、11尾と船内トップの2ケタ釣果を上げたのは、途中で仕かけを船内オリジナル仕かけに変えて4連を上げた方でした。

郷に入っては郷に従え! 仕かけの使い分け

当日使用したオリジナル仕かけは、ビニールで先の方は細かくスリットが入ったタイプのギジ。

ギジのカラーは、ピンクと茶色をメインに、グリーンがアクセントを付けた仕かけでした。

▲当日よくアタッた船宿オリジナル仕かけ

船長に聞くと「このスリットが入ったヒラヒラタイプのギジは、小豆島周辺の釣り場ではオールラウンドに効く」そうです。

また、「ほかにも、違うタイプの仕かけはあるんですか?」と尋ねたところ、ニヤッとして渡されたのが、こちら↓

▲船長曰く「イワシベイトに効果的な仕かけ」

同じ長さ、号数でも、ギジのタイプが違う仕かけで、ビニールにスリットが入っておらず、「ストレートでラメが入れてある仕様」と教えてくれました。

この仕かけは、小豆島周辺でもハマる時もあるようですが、船長曰く「イワシベイトの時は、これが圧倒的に実績ある」とのことで、特に明石エリアで多用するそうです。

釣りは、仕かけが全てではないですが、釣果を左右する大事な要素のひとつです。

なので、ビギナーの皆さんは特に、持参する仕かけに迷えば、まずは釣行する船宿のアドバイスを聞いてみましょう。

仕かけ合わせの最適解を得るには、「郷に入っては郷に従え」ですよ!

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