生きエサの根魚狙いは、フィッシュイーターが魚種多彩に釣れる釣りです。
春から秋の好シーズンにはヒラメやアコウなどがメインで釣れますが、水温の低いこの時期は、まだまだガシラが主役。
ただ今、京都・宮津沖では大型がまじって好調に釣れています。
クーラーにガシラがドッサリ!
宮津・養老大島の新幸丸では、3月21日に生きエサの根魚狙いでガシラの数釣りに恵まれました。
この日は大阪の唐津氏1人の乗り合いで出船したところ、ガシラは40cmオーバーの大型をまじえて、クーラーにいっぱいの釣果。
メインはウッカリカサゴで、中にはアヤメカサゴなどの姿もチラホラとまじっています。
新幸丸の宮立船長に話を聞くと、この日のエサは7、8cmほどのカタクチイワシがメインと、エサがやや小ぶり。
「もう少しエサが大きければなあ」ということでしたが、ガシラには「そんなの関係ねえ!」とばかりに食いは活発。
ポイントに入れば、仕かけを下ろす度にアタリがでたようで、唐津氏は次から次へとガシラを釣り上げていったようです。
帰港後に撮らせてもらったこの写真、ウッカリカサゴの大型を持つ表情がこの日の満足度を表してますね↓
生きエサの中には、カタクチイワシのほかにマイワシの15cm前後もまじっており、こちらもエサにして狙ったようですが、この日は水温がその前の出船時よりも更に低下していて、全体的には大物の活性が低かったようです。
これから水温が徐々に回復してくれば、カタクチイワシにまじる立派なマイワシのエサで、大物のヒラメやアコウ、ソイなど、ガシラ以外の魚にも期待が持てそうですね。
万一、水温がまだ低くても、ガシラは安定の食いを見せてくれるので土産は高確率でキープできますよ。
美味しい魚が釣れる生きエサの根魚狙い、ぜひチャレンジしてみてください!