4月の声を聞くようになると、例年釣果が上向き始めるのが「アジ」。
福井県小浜沖では、この季節、30cmオーバーの型揃いで、中には40cm前後の大型がまじって、アジ主体の五目釣りが楽しめるんです。
小浜西津の幸翔丸では、日中の魚釣りではここ最近はアジをメインとした五目釣りに出船。
まだハシリで日ムラはありますが、船中全員が土産十分の好釣果が出る日もあります。
直近の五目釣りの釣果
3月20日は半夜便のイカ釣りとのリレーで出船。
ポイントに着くと、感度がこの日はモリモリで、30~40cmオーバーのアジと大型のサバが大乱舞!

▲よく肥えた大型のサバも釣れる
アジはよい人16尾で、船中では12尾平均とほぼ全員がツ抜け。これに型のよいサバが1人10尾前後と数上がり、加えてガシラやウマヅラハギのゲストもまじって、皆が土産十分の釣果。
26日は朝からの1日便で出船。
前回と同じように感度は十分にあるものの、この日は魚の移動が速かったようで、船下に感度が入った時にバタバタっと連発。アタリが止まれば、感度を探して打ちかえて、が続いて最終的には、30~35cmのアジをよい人20尾前後と、これまた土産十分の釣り。
ほかにもイサギ、ガシラ、ウマヅラハギ、チダイなどがまじって、よい土産になっていたようです。
お手軽な釣り方で良型アジが釣れる
春のアジの釣り方は、アンカーを入れたカカリ釣りで、仕かけは胴突き仕かけを使用。
マキエにアミエビ、サシエにオキアミ(1匹刺し)を使います。
仕かけは市販品でOK。40cmオーバーの大アジがまじる日は、全長9m近いエダ間1.5~2mほどのマダイなども狙える胴突き仕かけがよいそうですが、30cm級の尺アジがメインの場合は、エダ20cm程度にエダ間50~60cmほどの短めのアジ仕かけでも十分対応できるそうで、両方の仕かけを持参しておき、当日釣れるアジのサイズに合わせて使い分けるのがベターとのこと。
仕かけの全長が短ければ、捌きもしやすいので、ビギナーにもオススメです。
釣り方は、仕かけを底まで下ろしてオモリが根掛かりしない程度に、リールのハンドル1~2回転ほど巻いて、あとは竿をアオってマキエを撒いてアタリを待つだけ。
置き竿でお手軽に釣れて、しかも型がデカい春のアジ&五目、この機会にチャレンジしてみてはいかがですか?