美味しい魚はいろいろありますが、かつ釣りの醍醐味、強い引きを兼ね備えた魚、と聞けば、何を思い浮かべますか?
日本人なら「マグロ!」となるかもしれませんが、ただ今、日本海の京都・丹後半島でそれに当てはまる魚が「メダイ」です。
よく引いて、食味も最高!
メダイは、目が大きく、体表はヌルが出て、見た目では「カッコいい魚」とは言えませんが、浮袋がないため水面でタモに入るまで、そのパワーを存分に発揮する魚。
大きいと1mクラスになるため、そのやり取りは「ファイト」、まさにちょっとした格闘レベルです。
その上、食べても超美味なのも特長。
下世話な話、「1尾釣り上げれば、乗船料の元が取れる」とも言われるほど高価で、スーパーなどで見かけることは少なく、料亭に直行する魚のひとつとも。
それほどメダイは、釣って楽しい、食べて美味しい超高級魚なんです。
メダイが絶好調の京都・網野沖
そのメダイが、ただ今絶好調に釣れているのが、京都・網野沖。
浅茂川漁港からメダイを狙って出船している丸田丸では、つい先日、船中11尾という大釣りがありました。
船全体で、と言っても大物釣りなので少人数制。
この日は4人で出船しましたが、小さいメダイ(と言っても60cmはありますが)は1尾だけ。あとは70~87cmと大型揃いで最高の釣果に恵まれました。
超高級魚を釣り上げた満足感が、皆さんの表情から汲み取れますね。
4人で11尾、1人で複数尾上げて、大型クーラーに溢れるほどの人もいたようです。
このメダイは、まだしばらくは狙えるそうで、よく釣れている今は絶好のチャンス!
引きと食味を兼ね備えた、大型メダイを狙いに行ってみませんか?