イカの王様と呼び声が高い高級イカ「アオリイカ」。
そんなアオリイカですが、春になると産卵のために接岸してくるため、比較的釣りやすくなります。しかも、大きい個体が!
アオリイカを釣る方法はいくつかありますが、今回は釣れる確率が高い「ヤエン釣り」という釣り方を徹底紹介します!
ヤエン釣りとは?
ヤエン釣りとは、生きたアジを泳がせて、そのアジにアオリイカが食いついたら「ヤエン」と呼ばれる仕掛けを糸から滑らせて針を掛ける…という、ほかにはない独特な釣り方です!
アジを泳がせている間は、アタリが出るまで基本的には待ち。その間ほかの釣りをするのもイイですが、ちょっと一息ついてのんびりするのも趣を感じられて◎。
掛けてからは、アオリイカがエサを離すか離さないかのギリギリの力で手繰り寄せ、ヤエンを投入……。ヤエンがしっかりとフッキングするまでは、スリル満点! 意外とゲーム性が高く攻略のし甲斐があるため、ルアーマンほどハマってしまうかも。
しかも、釣れれば美味しい高級イカが手に入るとあってオススメの釣りです!
ヤエン釣りの時期
このシーズンは、いわゆる大型アオリイカが狙えるシーズン!
理由は、産卵のために、親イカが深場から浅場に上がってくるから。特に、産卵床になりうる藻場は好ポイントとなります。
このシーズンは、数釣りが楽しめるシーズン。
新子と呼ばれる子供のイカが、ある程度成長しだすのがこの時期で、好奇心旺盛でエサも積極的に捕食します。
タックルの説明
竿:磯竿or専用竿1~3号、5m前後
リール:スピニング2500~3000番程度
道糸:ナイロンorフロロカーボン1.5~2号
仕かけ
ハリ:エサ掛けハリ
ヤエン
そのほか
活きアジを入れるバッカンやバケツと、エアポンプ
ヤエン釣りの手順
①仕掛けをセットしたら、アジをすくい、針をゼイゴを跨ぐように刺す(側線は急所でもあるので、深く刺さないように)。
②アジを弱らせないように軽く投げて投入したら、アジの頭を泳がせたい方向に向けて、コントロールして泳がせる。
③リールのドラグを緩めておく。強さは、アジがラインを引っ張った時にドラグが出る程度。
④竿先がチョンチョンと動いているのは、アジが泳いでいるから。5分ほど待ってもアタリがない時は、竿を立ててアジを動かしてにアピールさせる。
基本的には、アジを投入した後は待機! 後はアジの様子を見て、弱ってそうなら交換する程度。
アオリイカのアタリは色々。
急にスプールから糸が出ていったり、竿先が曲がったままで、動かない居食いの場合も。また、ゆっくりアジを引いて誘いを掛けていると、ぐーっと重くなるなど、さまざま。
①アタリがあったら慌てずに、根に持っていかれない程度にテンションを掛けながら、ゆっくりアジを食わせる。
②ラインが止まったら夢中でアジを食べている合図! だいたい3~5分程度かかることが多い。
③ゆっくりと竿を立て、ポンピングでイカを引き寄せに掛かる。ヤエンを入れるタイミングの目安は、道糸の角度がだいたい45度になった時!(足場の高さにもよるが、大体20~30mの距離)
④いよいよヤエンを投入! 道糸を手で掴み、ヤエンを道糸に通す。この時、ヤエンが水中に入るまで、道糸は掴んでおく。
⑤ヤエンを入れたら、道糸を少し張ったり緩めたりして、ヤエンをイカまで到達させる。
⑥ヤエンがイカに到達した感覚があれば、フッキング!
最後のポイントとして、焦ってタモ入れをしないこと。イカをよく見て、イカの後ろの方からタモを持っていくと◎!
ヤエンを投入するタイミングや、投入してからフッキングまでが難しいのですが、これこそがヤエン釣りの面白さ!
イカがポイントに居れば、思っている以上にアタリが多い釣りなのでトライ&エラーを繰り返せるのも楽しい!
ぜひ、絶品のアオリイカを食べてみてくださいね!
キャッチ率が高まるオススメのヤエン
それが、「あおりねっと☆挟み式ヤエン」!
このヤエンは、アームが上下に取り付けられていてワニの口のような形状のヤエン。ヤエンを投入し、アオリイカに到達したら自動でアームが閉じてフッキング!
イカが逃げようとすればするほどに針が食い込むので、イカまで到達さえすれば、ほぼバラシのない釣果特化型のヤエンです!

上下にガッツリフッキング!
ちなにみ3サイズで展開されており、秋イカを狙うのに最適な「軽量型」、オーソドックスな「標準型」、大イカを視野に入れた「大型」があるので、釣れるイカのサイズに合わせて選びましょう!
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