6代目タチウオキングが語る予選突破のコツとは!

寄稿:吉田昇平

吉田昇平(よしだしょうへい) プロフィール

キャスティング、即掛けを得意とする大阪湾タチウオKINGバトル2018の優勝者。2017年にもセミファイナルトップ通過の実績も持つ凄腕アングラーでシマノフィールドテスター

今年も9月1日より始まりました「大阪湾タチウオKINGバトル2020」。

この大会は9月と10月の間に大阪湾の指定の船宿で予選が開催され、今年は計89回の予選が行われます。

1予選につき、通過者は竿頭となった1人のみ。

11月には準決勝戦、12月には前年度の優勝者をシード選手に迎え入れて、大阪湾の頂点を決めるという4カ月間にも及ぶ大会です。

私も今年は予選からのスタートでしたが、運よく早々に予選を突破しましたので、今回は私の参戦した9月2日の八千代丸での模様をレポートしたいと思います。

この日は大潮2日目。4時過ぎに樽井漁港に着くと、平日にも関わらず、そこにはファイナリスト、セミファイナリストの猛者集団(笑)。

釣座も大事!風の予報などをチェックして、どこに入るか考えておこう!

早速釣座を決めるクジ引きが行われ、私の釣座は左舷トモ。

前日のような東風なら最高の釣座だと思い、テンションはこの時点では最高潮(笑)。

しかし、乗船してみると、反対の左舷のトモには昨年3位入賞のN氏が陣取っています。

改めて気合いを入れ直し、4時半にキングバトラーの猛者たちを乗せた船は一路、神戸沖に向けて出船。

今期の八千代丸の予選は、5時半スタートの10時ストップという超短期決戦。

予選は手返しが超肝心!複数のテンヤにエサを巻いておこう!

テンヤは、ここ最近圧倒的な強さを見せる「サーベルマスター船テンヤ」(シマノ)のスーパー夜光40号13個にサンマを巻いたものを、予めスタンバイ(※セミファイナル、ファイナルでは事前に予備テンヤにエサを巻けるのは2個まで)。

5時25分、船はポイントの神戸沖水深60m地点へ到着。

しかし、予想してた風は東風ではなく、無風。

これでは船が前向きに流れて行くため、トモ側が不利になります。

5時半、バトル開始の合図。

9月初期のメインベイトはエビが多かった

とりあえずメインベイトがエビなので、タナは底から5m以内と絞り、まずは着底を待ちます。

やはり、ラインは右舷ヘ先に向けて、船底側に入っていきます。

次の転流が10時57分ということを考えると、10時の納竿までは全て前流れ。

直近の釣行でハマっている誘いパターンを武器に、どこまでやれるかがカギとなります。

その誘いパターンとは、ハンドル3分の1から半回転のストップ&ゴーで、ステイ時間1秒。

このステイ時間1秒というのがミソで、次の誘いまでの間隔を短くすることで、リアクション効果とタチウオがバイトしてきたタイミングで次の誘いに入るので、交通事故的に掛かってもらうのが狙いです。

今期のタチウオのように、アタリがでてもなかなか掛からない、潮が速い!という状況では極めて有効な誘いパターンと言えます。

私の釣果は、10時ストップの時点でタチウオ33尾で竿頭。

釣座に関係なく、パターンにさえハマれば、予選通過はできると確信しました。

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