スルメイカが生で食べるのに注意がいる理由知っていますか?

これからヤエン、エギング、イカメタルとイカ釣りが楽しくなってくるシーズン。

刺身や寿司ネタとしても人気の高いイカ類ですが、すべてのイカが生食に適しているわけではありません。

中でも「スルメイカ」は漁獲量が多く、干物や煮物など幅広い料理に使われる一方で、生食にはあまり向かないとされています。

アニサキスのリスクがある

スルメイカは寄生虫「アニサキス」が比較的多く見られる種でもあります。アニサキスはイカの内臓や筋肉内に潜んでおり、人が生で摂取すると胃や腸に強い痛みを引き起こす「アニサキス症」の原因となります。

他のイカ類、たとえばアオリイカやケンサキイカなどと比べても、スルメイカはアニサキスの寄生率が高い傾向があるため、加熱や冷凍(-20℃以下で24時間以上)などの処理をせずに生食するのは危険とされています。

なぜスルメイカは寄生されている可能性が高いのか

諸説あるのですが、スルメイカは比較的浅い海域に生息し、アニサキスが寄生しやすい魚を摂食することが多いため感染しやすいと考えられているようです。

生食にはご注意を

アニサキス食中毒になってしまうと、長期間症状に苦しめられてしまいますので、スルメイカはなるべく火を通す、もしくは冷凍して死滅させてから美味しくいただきましょう!

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