グレの魚影が濃い”野原の磯”
大型グレが狙える魅惑のエリアとして、磯釣り師からの熱量が年々高まっている、京都・舞鶴、野原の磯。
今期は水温が低く、例年に比べてシーズンがズレ込んだが、記者が行った4月28日は水温が上昇し、磯上がりした「地ヒンデ」では、20~30cmのグレを1人30尾超。

▲「アレスチョボ」で竿を出していた細川氏

▲超1級磯の「沖ヒンデ」に上がっていた山副氏は尾長グレをキャッチ
43cmのよく肥えた口太グレが登場
そして、当日共に磯上がりした松井和治氏は43cmのかなり太った大型グレを釣り上げた。

▲当日は水温がまだ低いのか、グレがエサを摘む程度で掛かりが非常に悪かったが、その中で中盤に43cmのよく肥えたグレを釣り上げた、堺の松井和治氏
当日の水温は上昇傾向とは言ったが、例年に比べるとまだ低く、グレらしきアタリはあるが、エサを摘んでいるだけで魚が乗らなかったり、針外れすることが多々。
松井氏に話を聞くと、「そんな時は仕かけを止めて張ってやることで、アタリが分かるのはもちろん、魚が違和感を感じ、反転して針掛かりする」とのこと。
序盤は「地ヒンデ」の船着きで竿を出していた松井氏だったが、昼前から船着きと反対側で竿を出すことに。こちら側は船着きと違い、水深が非常に浅い。

▲「地ヒンデ」の船着きで竿を出している松井氏
底潮はまだ水温が低く、水深が浅い方が水温が高いと考えた松井氏。見事に予想が的中し、テクニカルな状況の中で、貴重な43cmのグレを釣り上げた。

▲沖から見る「地ヒンデ」
本番を迎えた野原の磯。でかいグレを釣りたい人にはオススメの釣り場だ。
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