9月27日に海蓮丸で開催された大阪湾タチウオKINGバトル予選会のレポートが大塚香奈さんから届きました。
この日、向かったポイントは神戸沖。朝イチのスタートは水深70m前後でした。1投目はハヤブサの船太刀魚テンヤTGフッ素コーティングフックの、ホバリングスクイッドカラーをセレクト。塩とアミノ酸などをブレンドして締めた、サンマのエサを使用しました。

筆者の使用タックル

筆者が使用したハヤブサのテンヤ

100円ショップでgetした仕切りを重ねて、テンヤを立てて収納&エサの鮮度キープの保冷剤
着底後、早めの誘いでアタリのタナを探ると、底から10m付近でタチウオの反応が! 竿先が軽く跳ね上がったので、すぐにフッキングすると、しっかりとタチウオの重みが加わりました。
2投目からはアンダーキャストし、狙いのタナ付近でカーブフォールを入れながらの細かいジャークを入れると、すぐに竿先に反応してくれたので、即アワセ。朝イチの高活性時には、TGで高速カーブフォールとハンドル半回転×3ジャークで、怒涛の入れ食いモードがスタート。タナも底から20m前後まで浮いたタイミングもありました。
アタリ方が弱くなったと感じたら、すぐに誘いに緩急を付け、タチウオのヤル気スイッチを入れることで、食い気のある高活性のタチウオが釣れ続いてくれました。
中盤、アタリがなかなか出せなくなった中弛みの時間もありましたが、朝イチにアタったタナ付近(底から5m前後から10mまで)を中心に、再度丁寧に誘いを入れると、弱々しいタチウオの反応がありました。誘い上げると反応が悪かったため、反応があった底付近で幅の狭い誘いに変更。ふんわりと優しいジャーク後にハンドル1回転、もしくは半回転の誘い上げや、リフト後に一気にテンションを抜いたフリーフォールにもよい反応が多かったです。
弱いファーストバイトではあえてフッキングせず、反応のあったタナで何度も誘い続け、しっかりテンヤをくわえた時のみフッキングすることで、バラシや空振りが軽減しました。
終盤の高活性時には、再び船中ラッシュタイムに突入し、常に誰かの竿が曲がっている入れ食いタイムに。1日通して即掛けメインでフッキングしていたものの、空振りやフッキングミスが続いた時には、しっかりくわえ込むように追わせたり、巻きアワセで確実に1尾1尾を丁寧に取り込んでいきました。
1日を通して活性がよい時間が長かったので、ミスバイトや取りこぼしのないよう、丁寧な釣りを意識し続けました。途中、中弛みや抜き上げバラシをしてしまったものの、最終釣果は57尾で予選突破。

57尾で予選突破した筆者
メータークラスのタチウオも数尾まじりましたが、アベレージサイズは指幅3本がメインとなりました。