5月も中旬を過ぎ日中は汗ばむ陽気の日も増えてきました。 瀬戸内海の水温も17℃超と一気に海が賑やかになって釣り物が増え、好シーズン突入といったところです。
明石市役所裏ベランダ
今回は紹介するのは、明石市役所裏ベランダです。 足場もよく、柵もあり安全で、そしてとても広く、さらには狙える魚種も豊富と非常によい釣り場です。 僕も子供の頃から自転車で良く通った慣れ親しんだ場所です。
東西に長いベランダ護岸で、東端は通称トーフと呼ばれる小さなケーソン、そして中崎小学校裏テトラへと続き、西端はテトラ帯を経て赤灯台へと続きます。 このどちら側も、それぞれ好釣り場ですが、それらはまた回を変えてご紹介します。
この明石市役所裏ベランダですが、釣り物としてはカレイ、キス、ベラ、アナゴ、カワハギ、アジ、サバ、イワシ、タチウオ、ガシラ、メバル、アイナメ、チヌ、グレ、マダイ、スズキ、青物、イカなどなど。四季でさまざまな魚をさまざまな釣り方で狙うことができます。
水深は、際は浅く干潮時は2m程度。 数m先から、かけ上がりになっていて、水深が落ち始め、沖で8m〜です。 底は、際から10m程までは捨て石で、それより沖は基本泥混じりの砂地です。
こういう地形なので、ファミリーに人気のサビキは際狙いよりも、ウキをつけた飛ばしサビキで少し沖を狙った方が釣果が見込めます。 またこのかけ上がり付近に魚がよく付いていますので、ちょい投げや探り釣りで狙えます。
さて日中の釣りでもさまざま楽しめるこの釣り場ですが、今回は夜釣りを紹介します。 最近は夏になると、毎年あちこちで過去最高気温を更新するような酷暑になり、日中の釣りは危険ですらある場合があります。 そんな時には夕涼みがてら夜釣りです。 ここは憩いの場にもなっていて、トイレ、駐車場も完備され、ファミリーにも最適で、 目前には明石海峡大橋も見え、景観も素晴らしいです。
シーズンには、夜間に大サバやタチウオの回遊がある時があり、大変賑わいます。
実釣レポ!
今回はメバルを狙ってみました。
メバルは基本夜行性で、特に型がよい程、その傾向が強いです。 また夜はエサを求めて浅い所まで浮いてくる傾向があり、日中では釣れないような際の浅場で釣れることもよくあります。
7ftのメバリングロッドに、PE0.3号を巻いた1500番のスピニングリール。リーダーはフロロ1.2号。1号のジグヘッドにメバリング用のワームをセットして、テトラ帯の前や取水塔跡の周り、海藻の際など、障害物の際を探っていきます。
一旦、底まで落としてゆっくり巻き上げたり、表層を引いてみたり。 ジグ単なので投げても飛距離はあまり出ず、必然的に際付近の釣りになりますが、あちこち探り歩き、小1時間で最大24cmで5尾の釣果でした。
ワームにこだわらず、エサを青虫に変えると、もっと釣果は伸びると思います。 また青虫やシラサエビをエサに、のんびりウキ釣りもいいですね。
今の時期は釣り人も比較的少なく、のんびり夜釣りができます。 夜は暑くも寒くもないいい時期ですので、1度夜釣りをされてみてはいかがでしょうか?
この釣り場は、柵もあり足場も大変よい釣り場ですが、ライフジャケットなど、万が一の為の救命具の着用、アミエビなどで釣り場が汚れた場合にはバケツで流す、ゴミを持ち帰るなど、釣り場環境保全に協力をお願いします。
アクセス
(駐車場は入庫が朝4時〜夜23時、出庫は24時間OKです。1h100円 24h最大1000円)