サビキのアミエビ、虫エサ、活きエビ…。鮮度が落ちた瞬間に食いはガタッと下がります。ところが真夏の堤防や船上では、いろいろトラブルが起こりがち。ここで威力を発揮するのが専用エサ箱(ベイトボックス)です。
クーラー内は0 ℃近く、外気は30 ℃超。エサ箱はその間に置くことで10~15 ℃台の適温帯を作り、虫エサの活性を保ちつつアミエビが解けすぎるのも防ぎます。断熱材入りモデルなら温度変化はさらに緩やか。
ワンタッチフタや腰ベルト装着タイプを使えば、“開ける→つまむ→閉める”が片手で完結。サビキの時合いは秒単位。エサ付けの時短はそのまま釣果アップへ直結します。
エサ汁がクーラー壁に付くと雑菌が繁殖し、帰宅後の洗浄が大仕事になります。エサ箱で区画管理すれば、汚れるのはボックス内部だけ。釣行後は丸洗いして干すだけで OK です。
機能利点底メッシュ+トレーエサ汁だけ落ち、虫エサが濡れにくいベンチレーター付きフタアミエビの発酵熱を逃がしてダレ防止保冷剤ポケットミニ保冷剤を差し込んで適温キープシリコンパッキン液漏れゼロで車内移動も安心
つまりエサ箱は「適温キープ」「手返し高速化」「後片付け簡単」という三役をこなす、地味だけど釣果と快適さを底上げする必需品です。
ビニール袋や空きパックで済ませている人ほど、恩恵を強く感じるはず。 ここからはぜひチェックしておいてほしい、おすすめのベイトボックスをメーカー別に紹介していきます。
EVAベイトボックスBM-L 明邦化学工業
明邦化学工業からは、「EVAベイトボックスBM-L」を紹介。
EVA素材で耐久性が高く、仕切り板があり2ルーム仕様にでき、フタもセパレートになっています。
サイズ | 素材 | 価格(税込) |
150×120×80mm | 本体:EVA樹脂 蓋・仕切板・スノコ・アタッチメント:耐衝撃性コーポリマー |
1980円 |
明邦化学工業公式「EVAベイトボックスBM-L」の詳細ページはこちら
サーモベイトステン リミテッドプロ シマノ

出典:シマノ
シマノからは、「サーモベイトステン リミテッドプロ」を紹介。
エサ持ちのよさと取り付けやすさを両立した「サーモベイトステン」が改良されて登場。バッカンの側面・角・内側にも装着可能でスペースを効率活用。エア断熱と衛生的なステンインナーでエサが長持ちし、マグネット式開口や着脱式スノコで利便性も抜群。リミテッドプロ仕様の高機能モデル。
フタの裏面には、保冷剤を輪ゴムで固定することもでき、上からも保冷することが可能になっています。
サイズ 外寸(cm) | 本体価格(税別) |
12×7.6×15 | 5600円 |
シマノ公式「サーモベイトステン リミテッドプロ」の詳細ページはこちら
エサバッカン (K) ダイワ

出典:ダイワ
ダイワの「エサバッカン (K) 」は、5サイズ展開で、使いやすいサイズを選べるのがうれしい。
新形状のフタを採用し、風に煽られても開きにくい仕様。
さらに、WMサイズは位置調整が可能なパーテーション付きです。底面にはムダな水分が切れるスノコを採用し、しっかり鮮度をキープ。本体もEVAなので、強度も安心です。
アイテム | サイズ | メーカー希望本体価格 |
エサバッカン SL(K) | 約11×13×6 | 1,750 |
エサバッカン S(K) | 約11×13×9 | 1,900 |
エサバッカン ML(K) | 約13×16×6 | 2,400 |
エサバッカン M(K) | 約13×16×9.5 | 2,600 |
エサバッカン MW(K) | 約13×16×9.5 | 2,800 |
ダイワ公式「エサバッカン (K) 」の詳細ページはこちら
それぞれのメーカーでも、ほかにも種類が登場しているので、チェックして、最適なベイトボックスを見つけてくださいね!