【夏のマイカ攻略の肝は“浅ダナ”】上のタナを狙う意識を持てば、釣果アップに繋がりますよ!

今期のマイカ(ケンサキイカ)は、若狭湾各地でまだムラがあり、本格化とまではいきませんが、ようやく福井県敦賀沖で上向きの気配を見せ始めてきました。

敦賀・色浜の日吉丸では、連日半夜便のマイカ狙いで出船中ですが、ここへきて、マイカだけでよい人2ケタ、中には20パイ前後の好釣果にも恵まれるようになってきました。

直近の釣果を見てみると、

6月28日

釣れ出しは20時半頃と遅めだったものの、そこからはポツリポツリと上がり始め、マイカのトップは23バイ。船中ではマイカを1人10パイ前後が多数で各自が土産を確保していました。

6月29日

この日は始めに入ったポイントでは不発だったものの、場所移動後は開始から納竿までポツポツながらも船中あちこちでマイカが上がり、よい人、少ない人で差は出たものの、マイカはトップ20パイ。

船中でも各自がマイカの土産を十分に確保していました。

ここへきて、よい人20パイに乗せてきており、マイカは好気配ですね。

夏イカ攻略の肝は浅ダナ

各沖では産卵を意識した大剣のシーズンは終盤を迎え、これからは小ぶりなサイズがメインになるものの、例年なら数が伸びてくる夏イカの好期です。

イカ釣りは、「タナを釣る」のが釣果への近道ですが、若狭湾での夏のイカはタナが浮く傾向にあります。

よくイカ釣りでは、底狙いに徹する人を目にしますが、これは春の大剣や秋深まった終盤戦には効果的でも、夏のイカは若狭の船長らが話すように「空中戦」。

海の中なので、実際には海中戦ですが、底に拘らず、上に浮いたタナを探すことを意味する言葉です。

そして、実際、この両日の日吉丸の釣果では、タナの中心は28日が15m、29日が30m前後。まだ周辺付近の海域で湧いているサバの影響も受けますが、基本は浅ダナで釣れています。

例年に比べると、遅れ気味のマイカでしたが、ようやく本格化の兆しありです。

この夏、マイカの釣果を伸ばしたいなら、春や晩秋のような「底」に拘らず、上へ上へを意識して、思い切って浅ダナをメインに狙ってみると、マイカのコアなタナを、いち早く見つけることができるかもしれませんよ。

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