厄介者扱いされてる魚も、調理次第で美味魚に大変身!冷凍保存もできる、サクッとフライにしてみては?

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

皆さん、こんにちはー。夏バテしていませんか?

中深海釣りで厄介者扱いされてしまうのが「カガミダイ」。マトウダイとは違い、鏡のように銀色1色なんです。

アラやオキメバル、タヌキメバルと呼ばれるシロソイ、そしてカレイが釣れるポイントでゴンッ!ぬぅぅ~んと、ただ重いだけの引きで、ギラギラと平べったい魚影。「うぇっ!またミラーやっっ!」「銀色のやつめ!」そう言い放たれ、海にリリースされる光景をよく見ます。バンバン釣れてしまうミラーちゃんを一体、どうすればいいの?

そう煮付けばかりも食べられないので、そんな時は、ぜ~んぶフライにして仕込んでしまいましょう。冷凍保存しておけるので、食べたい時に、サッと立派な1品になります。

残ったパン粉は、フライを入れた袋に入れてしまいましょう。保存している間の、パン粉剥がれがなくなります。こうしておけば、人に配れるので、十分な1品になりますし、ストックしておけば、急な献立の時に楽チンです。

と言うことで、今夜はミラーギョちゃんの魚フライです♪まずは、タルタルソースを仕込みます。

具だくさん・ザクザク食べるタルタルソース

【材料】 4~6人分

茹で卵 3個
マヨネーズ 適量
味の素 10振り ←隠し味♥
ラッキョウ 3粒 ←隠し味♥
キュウリ 1/2本
タマネギ 1/4ぐらい
パプリカなど 適量
※タマネギは必須ですが、あとはピーマンやアボカドなど、お好みの野菜を入れてみてください

【作り方】

タマネギ、キュウリ、パプリカ、ラッキョウを、それぞれ5mm角ぐらいのみじん切りにして、ボウルに入れる。
茹で卵の白身を手で割り、黄身の部分をボウルに入れる。白身は包丁で1cm角ぐらいに、簡単にカットする。
マヨネーズと味の素を入れ、黄身をしっかり馴染むように崩しながら、よくまぜ合わせて、でき上がり。
容器に移しかえて冷蔵庫で4日間は保存可能。余った分は、レタスに乗せたり、バンズに挟んでサンドイッチにしたり、唐揚げに乗せてチキン南蛮風にしたりと、いろいろと応用できるので、余り野菜で作っておくと便利です~♪

カガミダイのフライ

【材料】 2人分

カガミダイのフライ 4枚
サラダ油 適量
付け合わせのレタスやトマトなどの野菜

【作り方】

冷凍保存しておいたカガミダイのフライを、180度に熱した油で、キツネ色になるまで揚げる

油を切って、お皿に盛り付けたら完成。手作りタルタルとお好みでソースを付けて召し上がれ♪

いかがでしたか?寄生虫のような虫が付いていることが多く、味も淡泊なので、敬遠する人が多いのが現状ですが、こうして魚カツ・フライにしておけば、寄生虫の心配もいらないし、案外おいしくいただけるものです。

脂身のない魚や、味が淡泊で食べにくい魚は、うちはぜ~んぶカツに変身です♪

猛暑はこれからが本番!しっかり食べて体力を付けて、また元気な体で釣りに行きましょう♪

このレシピを通じて、お魚が好きになってくれたら嬉しいな。

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