釣りに集中している時、うっかり水辺にスマホを落としてしまったり、波しぶきや雨に直接さらしてしまったり…なんて経験、ありませんか? たとえ「防水スマホ」であっても、過信は禁物です。
特に船釣りでの波しぶきや、急な雨、濡れた手での操作は要注意。水没だけでなく、充電端子やスピーカーの隙間から塩分や泥水が侵入すると、内部の腐食を引き起こし、機能不全になることもあります。あなたのスマホの充電端子がやられたように、大切な道具がダメになる前に、今すぐ対策を始めましょう!
「あっ!」と思った時には手遅れ?釣り場でのスマホ操作は想像以上に危険!
釣りに集中している時、うっかり水辺にスマホを落としてしまったり、波しぶきや雨に直接さらしてしまったり…なんて経験、ありませんか? たとえ「防水スマホ」であっても、過信は禁物です。
特に、以下のような場面では要注意です。
・船釣りでの波しぶきや雨で、一瞬でスマホ全体が濡れることがあります。
・堤防や磯の足元への水たまりで、落としたスマホが水没するリスクが高いです。
・急な雨で、ポケットに入れていても、あっという間に浸水することも。
・濡れた手で操作すると、気づかないうちに水分が端子やスピーカー部分に侵入することもあります。
・水没だけでなく、充電端子やスピーカーの隙間から塩分や泥水が侵入すると、内部の腐食を引き起こし、機能不全になることもあります。
大切なスマホを守る!今すぐできる保護術3選
特別な道具は不要。日頃のちょっとした工夫で、スマホの危険度をぐっと下げられます。

出典:ハピソン「スマホ防水ケース + 計測アプリマーカー」
最も手軽で確実なのが、防水ケースやポーチです。防水性能を示す「IPX等級」を確認しましょう。IPX7以上(水深1mに30分沈めても浸水しないレベル)あれば、万が一水没させても安心です。スマホを入れたまま操作できる袋状のソフトタイプが、手軽でおすすめです。

出典:エバーグリーン「ショルダーストラップ」
防水ケースに入れていても、水の中に落としてしまっては探すのも一苦労。海の中となれば、回収は不可能です。となれば、物理的に落下を防ぐ工夫も大切です。
首にかけて両手も空く、不意に落としてしまうリスクが低いのがネックストラップ。そして万が一水に落としても、スマホを水面に浮かせてくれるフロートタイプもオススメです。夜釣りでも見つけやすいよう、目立つ色を選ぶのもイイかもしれません。
あとは道具頼みだけでなく、日頃の意識も重要です。
不安定な場所や、波しぶき・水しぶきがかかりやすい場所には、絶対にスマホを直置きしないこと。タックルボックス内の専用スペースや、防水機能のあるバッグにしまう習慣をつけましょう。
また濡れた手でスマホを操作するのは注意が必要です。必ずタオルで水気を拭き取ってから触るか、防水ケースの上から操作しましょう。
もし濡らしてしまったら…応急処置の基本
万が一スマホが濡れてしまった場合でも、状況に応じて冷静に対処しましょう。
すぐに電源を切る。ショートによる故障を防ぐため、すぐに電源を切りましょう。
水気を拭き取る。タオルやティッシュで表面の水分を丁寧に拭き取ります。
乾燥させる。SIMカードトレイを開け、風通しのよい場所でしっかり乾燥させましょう。充電端子などは特に念入りに。ドライヤーの熱風は、内部の部品を損傷してしまうかのうせいがあるので、絶対NGです。
備えあれば憂いなし!
スマホは、今や釣り人の大切な「相棒」です。今回ご紹介した簡単な保護術を実践するだけで、水没や故障のリスクを大幅に減らし、安心して釣りを満喫できるようになります。万全の対策で、大切なスマホを守り、心置きなく夏の釣りを楽しんでくださいね!