
末吉政直(すえよしまさなお) プロフィール
鹿児島・種子島沖でカンパチジギングを楽しむ
シーズン的には終盤を迎えている、鹿児島の大型カンパチジギング。
夢を捨てきれず今年最後の望みをかけ2日間に渡りチャレンジしてきました。
お世話になったのは、鹿屋市から出船のあき丸。
向かうはロマン溢れる種子島。
初日は乗合のため、知り合いの地元アングラー達と同船。
今回使用したタックルは、ロッドがパワースロージギング用ESJ583とESJ514、これにベイトリールと電動リールを2セットずつ用意。
ラインはPE3号にリーダーはフロロ14号。ジグはミミック330gとリーフ400g。
筆者が使用しているゼロドラゴンのタックルは公式ホームページにて
ポイントに到着しました。水深は120m。
ドテラ流しでほどよく潮が流れますが、3回底を取ると回収の繰り返しとなり、ハードな状況です。
しばらくすると、ボトムから15mほど上げたタイミングで私にヒット! 大型カンパチの特有の強烈な引きでロッドが大きく曲がります。
しかし、しばらくやり取りした後、まさかのフックアウト。ジグを回収すると何とフックが伸びているではありませんか(涙)。
千載一遇を逃した代償は大き過ぎます。
その後もアタリは多く、同船者含め、大型シマアジやシオ、根魚、マダイなど、次々に釣り上げましたが、初日はこれで終了。
本命デカンパチは獲ることができませんでした。
2日目はチャーター。ポイントへ着くと、昨日とは違う激流で400gのジグでも1度も底が取れません。
船長もあちこち移動してくれますが、どこも潮が速く、午前中は釣りにならず時間が経過。
最後の望みをかけ、佐多岬へ移動。
すると、ここは潮が緩くチャンスです。数投後、すぐにヒット。
外道のマダイでしたが、生命反応は多く、その後もヤガラやカサゴなどの外道が釣れます。しかし、本命が釣れない。
諦めかけていたその時、電動ジギングに切り替え、高速で回収していた代表の長崎にヒット!
グイグイロッドを曲げながら全集中でやり取りを行い、無事ネットイン! 見事なカンパチに大喜び!
そこで、同じく高速巻きを試すと、カンパチではないものの、ブリのダブルヒットに、ゲストが次から次へとヒット!
新しいパターンが見えた気がしました。
翌日、船長からのカンパチ報告でやっぱり早巻きで食ったとの話を聞きパターンを確信した釣行となりました。