日本海ではイカ釣りや五目釣り、大阪湾ではタチウオ狙いで賑わいを見せる季節です。
そこで、我が家の「板長=女房」が、私が各地への釣行で釣ってきたイカや、ゲストで釣れる魚を美味しく召し上がっていただくための「料理レシピ」を紹介します。
今回は大阪湾の大人気ターゲット、タチウオの料理です。ぜひお試しください。
爽やかな酸味と食感が食欲をそそる、タチウオのムニエル
◆ 材料 ◆ (2人分)
•タチウオ 200g 筒切り
•キュウリ 1/2本 約5mm角に角切り
•トマト中サイズ 1/2個 種を大まかに取って約5mm角に角切り
•バルサミコ酢 大さじ3
•白ワイン 大さじ2
•塩 少々
•コショウ 少々
•タイム、ローズマリー、バジル、オレガノなどのハーブ 少々(全部なくてもよい)
•ニンニク ひとかけ スライス
•キャベツ 大2枚 付け合わせ ざく切り
•牛乳 100cc
•小麦粉 大さじ2-3
•オリーブオイル 大さじ2
•バター 10g
◆料理手順◆
①タチウオは頭を切り落とし、ハラワタを出したら100gを目安に魚の大きさに応じて1人分1、2切れに筒切りに切り分け、背ビレの根元に包丁を斜めに入れて、背ビレを抜き取ります。
②タチウオの両面に斜め格子の飾り包丁を入れ、軽く塩コショウをしておきます。
③キュウリ、トマト、キャベツを切って、タチウオに小麦粉をまぶします。
④フライパンを弱火で温めてオリーブオイルを入れ、ニンニクのスライスを香りが立つまで炒めたら、ニンニクだけを取り出して中火にし、②のタチウオをじっくりと両面焼きます。
⑤タチウオを焼いている間に小鍋を弱火に掛け、ざく切りのキャベツを入れて、バターで炒めます。キャベツがややしんなりしてきたら、小麦粉大さじ1を振り入れて、そのまままぜ合わせます。
⑥小麦粉が万遍なくキャベツにまぶされたら、牛乳を入れて少しだけ火を強めて、トロミが付くまでまぜながら加熱します。全体にとろみが付いてまとまってきたら、塩コショウで味を調えます。
⑦④のタチウオが焼き上がったら、ハーブ類を振って、温めた皿に盛ります。
⑧フライパンはそのまま火を止めずに、残った油に細かく切ったキュウリとトマト、バルサミコ酢を素早く入れてひとまぜしたら、塩コショウをして、野菜が温まったら生の食感が残るうちにタチウオに掛け、残ったソースに白ワインを加え、少し煮詰めてソースをトロリと仕上げて、皿に回しかけます。
⑨キャベツのクリーム煮を添えて完成です。
◆料理時の注意点◆
キュウリとトマトは加熱し過ぎずに、生の食感と香りを残すことで、魚の臭みを消してくれます。
バルサミコのコクと酸味を加えて、爽やかな野菜ソースになります。
ぜひ、試してみてくださいね。