船釣りを楽しむアングラーの間で「絶品」と囁かれる魚、それがオニカサゴです。

そのゴツい見た目からは想像もつかないほど繊細で、一度食べたら忘れられない食味に、筆者も初めて食べた時は衝撃を受けました。

▲筆者が以前、取材に行った時には40cmオーバーのオニカサゴが登場!
一般的な白身魚や根魚とは一線を画す、何とも言えない伊勢海老のような食感と、噛めば噛むほど湧き出る甘みが絶品です。
実は、船釣りアングラーが一般的に「オニカサゴ」と呼ぶ魚の標準和名は主に「イズカサゴ」であり、「オニカサゴ」という標準和名の魚は別種として存在しています。
オニカサゴの魅力は「食べ方」にある
オニカサゴは、その見た目とは裏腹に、料理人や食通を唸らせるポテンシャルを秘めています。


▲10月19日の釣果。オニカサゴ20~39cmよい人5尾の釣果でした。ほかにアカイサギやアヤメカサゴなどもまじっていました
釣りたてのオニカサゴの身は、まるで伊勢海老のような弾力のある食感。寝かせるとさらに旨味が増し、刺し身や薄造りでいただけば、舌の上でとろけるような甘さと深い旨みが楽しめます。
頭やアラからは、驚くほど上質な出汁が取れます。臭みがなく濃厚で、味噌を溶けば贅沢な味噌汁に、野菜と煮込めば最高の鍋料理になります。
また、尾ビレは、乾燥させて炙れば香ばしいヒレ酒としても楽しめます。
美味しいオニカサゴを狙うなら三重・国崎へ!
そんな究極の美味を持つオニカサゴを、一年を通して狙うことができるのが、三重県国崎の遊漁船「国盛丸」です。

▲国崎の国盛丸
国盛丸の船長は、水深80m~200mの深場に生息するオニカサゴの習性を熟知しており、一年を通して出船しています。船長のこだわりのポイント選びと的確な操船術で、グッドサイズのオニカサゴとの出会いに期待できます。
チャレンジするなら今!その美味しさに驚愕せよ
オニカサゴ釣りは、深場を探る釣りですがタックルさえあれば、ビギナーでも十分チャンスがあります。
その強烈な棘には十分注意が必要ですが、それを乗り越えて釣り上げた一尾は、まさに「海の贈り物」。
その美味しさに、きっとあなたも驚くはずです。ぜひ、三重・国崎の国盛丸で、伊勢海老にも例えられる絶品のオニカサゴ釣りにチャレンジしてみてください!























