秋も深まり、水温も適度に下がってくる11月。
堤防(防波堤)からでも「高級魚」と呼ばれる美味しいターゲットを狙える絶好のシーズン!
遠出や船釣りをしなくても、手軽な仕掛けで狙える、食味抜群のターゲットを5種類厳選してご紹介します!

① カワハギ

水温が下がり始めるこの時期、カワハギは越冬と産卵に備えてエサを荒食いし、肝がパンパンに膨らみます。まさに「肝パン」シーズン本番!
胴付き仕掛けがもっともシンプル!
オモリが1番下についた仕掛けに、カワハギ専用の小さな針が複数ついたものを使います。エサはアサリのむき身やアオイソメが定番です。
②アオリイカ

「イカの王様」とも呼ばれ、甘みと旨味、食感、どこをとっても絶品のイカ。
11月になると、春に生まれた個体が大きく成長し、数釣りの秋シーズン終盤にあたります。小型の数釣りは落ち着きますが、堤防からでも500g~1kg近い「良型」がヒットする可能性が高まる、サイズ狙いには絶好の時期です。
エギングがオススメ。「餌木(エギ)」と呼ばれるエビや魚を模したルアーを使う釣り方です。竿とリール、エギさえあれば始められる手軽さが魅力!
③タチウオ

白身で脂が乗っており、塩焼きや炙り刺身は絶品。見た目の美しさ(銀色のサーベル)と、強い引きで釣り人にも大人気のターゲット!
秋はタチウオがエサを求めて沿岸部に大挙して接岸するハイシーズンです。特に11月は安定して釣果が出やすく、群れに当たれば数釣りも可能です。
④カレイ

冬の高級白身魚の代表格。淡白ながらも上品な旨味がある魚。
種類にもよりますが、多くのカレイが産卵のために深場から浅場へ移動してくる「落ち」のシーズン。体力があり、肉厚な「座布団ガレイ」と呼ばれる大型が狙えるのもこの時期です!
チョイ投げ。エサのアオイソメなどを付けて投げ込み、アタリを待つスタイルです。
海底が砂地や砂泥地の場所が狙い目です。アタリがなくても、時々竿を少し引いて仕掛けを動かし、エサをアピールする(誘いをかける)のが効果的です。
⑤メバル

「春告魚」とも呼ばれますが、旬は冬から春。上品な白身は料亭でも出されるほどの美味! 良型は特に価値が高くなります。
11月は「メバルシーズン開幕」の時期。水温低下とともに活発にエサを追い始め、体力のある大型個体が浅場で釣れ始めます。
11月は気候も良く、美味しい高級魚を堤防から手軽に狙える絶好のチャンス!
ただし、朝晩はかなり冷え込みますので、防寒対策は万全にしてください。また、安全のためにライフジャケットは必ず着用し、釣りのルールやマナーを守って楽しみましょう!























