みなさん、こんにちは!
今回は深~い海にいる絶品魚の釣行レポートをいただいたので、紹介したいと思います。
その、絶品魚とは「アコウダイ」と「キンメダイ」です。
真っ赤なカラーが美しい魚ですが、その食味はヨダレものだそうですよ!
それでは早速、いってみましょう!
深海のアコウダイとキンメダイ
釣友から、「深海釣りに行きませんか」との誘いがあり、和歌山県那智勝浦に行きました。
深海釣り初心者の私は、右舷トモで船頭の指導を仰ぎます。
当日のタックル
・竿:マッドバイパー深海MH―195
・リール:シーボーグ1200
・ライン:PE8号を800m
キンメダイ狙いの仕かけ
・幹糸:30号
・エダ間:1.45m
・ハリス:14号70cm
・針:ムツ針18号の12本
・オモリ:400号(1.5kg)。
・エサ:業務スーパーで仕入れたスルメイカの切り身(1×9cm)
釣り方
・最初はオモリを投入
・掛け枠から順番に仕かけを落としていく
・着底まで数分。糸フケを確認し、電動巻きでテンションが掛かるのを確認

投入前に仕かけを船べりに並べておく
かけ上がりを流すので、軽くなったら巻くを繰り返す。
根掛かりもあるが、クラッチを切って糸を出し、電動で巻き上げると外れることも。
・トラブルになると、仕かけはその流しで仕かけ投入は不可
・針が刺さると大怪我になるので、周囲を確認して慎重に行うことが重要
5分ほどして竿先が小刻みに揺れるアタリ。
船頭は「今のはキンメのアタリや」と言います。
追い食いはないようですが、ポイントを過ぎたので、巻き上げ開始。
無事に取り込んだのは、30cmを超えるトロキンメでした。
3投目までキンメを狙い、2尾を追加したところでポイント移動。
10分ほど走り、「今度はアコウダイを狙う」とのこと。
アコウダイ狙いの仕かけ
・幹糸:30号
・エダ間:2m
・ハリス:18号90cm
・針:ムツ針20号8本針。
・エサ:タコベイトを半分に切ったものとスルメイカの切り身(1.2×12cm)にスリットを入れたものとゲソを交互にセット
釣り方
・船頭の合図で仕かけを投入(水深は520m)
・竿先に集中し、かすかな動きで底取りをする
数分後、キンメよりもゆっくりとした竿を上下する動きが数回。
船頭は「これがアコウダイのアタリ」と言い、追い食いさせるためにスプールをフリーにして、サミングしながら糸を出します。
すると、再び竿先にアタリがでたので、追い食いを確信しました。
水深300mラインで暴れた後、巻き上げてくると、船の後ろにアコウダイ(45cm)が浮き上がりました。
提灯行列とまではいきませんが、初めて見る光景です。
無事に魚を取り込めて、大満足の釣行となりました。
アコウダイ、キンメダイは絶品
船頭は、「何をしても上手い魚だが、トロキンメは、造りと塩焼き。アコウダイは鍋でシメの雑炊が絶品」とのことでした。

3日間熟成させたアコウダイ
3日間熟成させた、アコウダイの鍋は、フグ、クエより濃厚な出汁が出て、最高の味でした。

アコウダイ鍋の雑炊
また、脂の乗ったトロキンメも絶品。
またひとつ、釣りのジャンルが増えてしまいました。
敷居が高いように思いますが、船宿には貸し竿も用意されていますので、結構気軽に釣行できるように思います。
皆さんも1度チャレンジしてみてはいかがですか?